きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

ドラゴンアイの旅(その2)

角館(かくのだて)

秋田空港からバスで角館へ。そこでは自由散策と昼食です。角館は三年連続3回目です。そして、3回とも雨!傘をさして町をうろうろ。と言ってもほとんど入ったことのある所なので、食事場所を探して少しぶらついた結果、夫の希望の比内地鶏の親子丼があって、稲庭うどんのある所ということで、前回と同じ「食彩町屋館」でということになりました。


その後、お店の一階でお土産を買って、戻る途中に猫の専門店を見つけました。いろいろな猫のグッズを見ているうちに猫好きの友だちの顔が浮かび、可愛い猫のコードを束ねるキーホルダーを買いました!お店の人に「3回とも雨なのですがこの辺りは雨が多いのですか?」とたずねたら、「この辺りは雨が少ないので、田植えのためにみんな雨が降ってほしいと思っています。珍しいですね」と言われました・・・?!わたしって雨女なのかしら!いえいえ、夫が雨男かも?疑惑が膨らみます。

前回買って美味しかった「寒こうじ」と「黒ゴマの有平糖」を買ってバスに戻りました。

この有平糖、駐車場から道路を渡って3件目くらいのお店で売っているのですが、おばちゃんが試食を配ってくれていて、気に入って昨年も買いました。飴のような外側をバリバリかみ砕くと、中からきな粉やゴマの粉が出てきます。ノスタルジックなおいしさなのです。


さあ、バスに乗って出発。次は「抱返り渓谷」です。

抱返り渓谷

東北の耶馬渓と称される名渓谷です。昔は行きかうときに、抱きかかえあわないといけないくらい狭い道だったからこういわれているのだそうです。昨年、一昨年と角館に行く途中で看板を見て通り過ぎていたところです。


約60分の自由散策でしたが、歩き 出したらやはり目標物があるところまで行かないことには引き返せません。自分の足に合わせて調節して引き返してくださいという添乗員さんの言葉も何のその、すべてのツアーの人が、30分ほど歩いた「回顧の滝」まで歩いていました。私たちも途中で写真を撮りながら、川沿いの遊歩道を歩いて行きました。さほど登りを感じない緩やかな坂道を、30分ほど歩いたところのトンネル(真っ暗)を過ぎると、縦に流れ落ちる「回顧の滝」がありました。雨にもかかわらず新緑と渓谷美が素晴らしかったので、往復1時間ほど歩いたのですが、しんどいとも思わずに歩くことができました。大阪では見たこともない植物も咲いていました。

*回顧の滝

*ギンリョウソウ

 

余談ですが、この道は昨年、一昨年と何度か通った道で、横を秋田新幹線が通っています。最初の年に新幹線が、フツーの線路を通っていてびっくりしたのですが、それ以来新幹線の車両どころか列車すら見かけたことがないのです。今回は・・・と思ってずーっと見ていたのですが、やはりなーにも通りませんでした。正にレアものの新幹線なのでしょうか?