きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

ドラゴンアイの旅(その5)

道の駅 鹿角あんとらあ



八幡平でドラゴンアイを見た後、バスで今度は白神山地に移動です。

1時間半ほど走って昼食のために、道の駅「鹿角(かずの)あんとらあ」へ。ここも3回目です。目的地にしていなくても、この辺りを車で通ると大きな道の駅なのでついつい休憩に止まってしまうところなのでしょうか。なんと、ここ鹿角がきりたんぽ発祥の地なのだそうです。


お昼をお蕎麦で軽く済ませて、みそをぬったきりたんぽを二人で一本食べました。きりたんぽはご飯を握った、棒のおにぎりのようなものに、お味噌をぬって目の前で焼いてくれます。焼きおにぎりのような素朴な美味しさがあります。おにぎりに棒が刺さっている感じです。

*半分かじったきりたんぽ


そこから更に1時間半バスにゆられて、白神山地に到着です。

白神山地


白神山地青森県秋田県にまたがる山地帯で、30年前に屋久島と並び日本で初めて世界自然遺産に登録されたところです。青森県が4分の3の面積を占めているそうです。今回は青森県側のビジターセンターから、ブナ林散策道を歩きました。ここでは、1時間の自由散策でした。一周約2.2㎞のアップダウンのある遊歩道をぐるっと一周、ブナ林の中を新緑の風に吹かれながら散策しました。パンフレットにはいろいろな植物の名前が書かれているのですが、こけないように足元を見ていることが多く、なかなかじっくり木の名前まで確認することはできませんでしたが、45分ほどで一周してビジターセンターに帰って来ました。


世界遺産に登録された理由であるブナの原生林ですが、素人にはブナの原生林の本当にすごいところは分かりませんが、ブナの葉は小さいので、木漏れ日が何とも言えず優しいような気がします。日本には少し山に入ると多くの渓谷があり、美しい自然が残っています。その中を歩いているととても気持ちがいいですよね。同じように見える山々でも、そこに生えている木々によってなんだか雰囲気が違うような気がします。このブナの原生林はきらきら明るい感じがしました。これは新緑の季節だからなのかもしれませんが・・・。ここを訪れた時に晴れていたのも明るく感じた要因の一つかもしれません。


たっぷり歩いてくたくたになって、この日のお宿「青森ワイナリーホテル」に。

ドラゴンアイで時間がかかったこともあり、ホテルに着いたのは6時と遅めでした。