きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

さあ、次は夏休みをめざして!

ゴールデンウィークが終わったら

あっと言う間にゴールデンウィークが終わってしまいましたね。ここから夏休みまで本格的な闘いが始まりますね。一つには自分との闘い、もう一つはクラスの子どもたちとの闘い。

仕事を抱え込まないで!手を抜くのもありです

自分との闘いでは、どんなに忙しくても自分を見失わないということです。仕事が出来なくてもそれで命がなくなることはありませんが、忙しさに我を忘れて子どもに当たったり見損ねたりすると子どもの命に係わるかもしれません。忙しい時には優先順位をつけて、できないところはあきらめたり、手を抜くのも大事です。自分のキャパシティーを超える仕事を抱えてもうまくいくことはないです。

絶対外せないのが子どもに関する仕事です。忙しくてもある程度の時間は子どもを観察する時間に費やしてください。少し前にスイミングスクールでの事故がありました。必要な人員がいてもふとしたすきに子どもの命が失われてしまった悲しい出来事でしたが、学校でも同じことが起こりえます。ついつい寄って来る子どもだけに目を奪われて見落としている子がいないか注意しないといけません


現役の時にも思っていたのですが、休み時間にいつでも子どもと遊んであげているのがいい先生でしょうか?子どもと遊ぶのが良い先生と思い込んでいませんか?遊んであげなくても、教室でノートをみていれば、教室にいる子を観察できますし、窓から運動場をのぞくと、子どもたちの行動を見ることができます。私は休み時間まで先生が関わることは本来いいことなのか疑問に思っています。いつも遊んでくれる先生がいることで、子どもたちが自分で考えたり、もめ事を解決したりする機会を奪っていませんか?大人がいれば大人に従っていればいいのですから、もめ事は減りますし、子どももそれを喜びます。でももめ事が起こり解決していくことも、学校での大事な学習の一つです。遊んであげることも悪いことではないのですが、いつも一緒ではだめなのです。どうしても自分で解決できない時には介入の出来る学齢期の間に、もめ事を解決する経験をさせないといけないと思います。


また、この事故が教えてくれるのは陸上監視の重要さです。学校のプールではもちろんですが、運動場や教室でも広い視野ですべてを見渡すことが大事です。子どもの顔を確認しながら!

体育だけでなく、教科の学習でも子どもの顔を見ればいろいろな事が分かります。顔を見ながら修正を加えて授業やクラス運営ができることが大事だと思います。

子どもは思うように動かない!

子どもとの闘いでは、自分を押し付けないということでしょうか。自分の思う方向に子どもが向かなくてしんどくなっていく先生を多く見ました。子どもはこちらの思うようには動きません!子どもはあまのじゃくです。無理に従わせようとしても自分がしんどくなるだけです。子どもを変えるのでなく自分のやり方を変えた方が早いのです。やり方は無限大です。自分の頭を柔らかくすることが子どもたちとの闘いに勝てる方法だと思います。

1学期末を笑って迎えられるように自分にも子どもたちにも優しく、日々を過ごしてください。