あと3ヶ月でこの学年が終わります
いよいよ学年を締めくくる3学期が始まりました。どんなプランで臨んでいますか?もちろんノープランでもOKです。子どもたちにとっても、先生にとっても3学期でこの一年の印象が決まります。できれば「いい一年だったなあ」と思い出せる年、学年になれるようにしてください。そのためには、子どもたちが楽しいと思って登校できるかが大事ですよね。
*春の先取り
クラスがしんどくなる理由はいくつもありますが、それが先生のせいでは困ります。その中でも、授業が面白いのか(良く理解できるのか)は大事な要素です。今学校では子どもたちのアンケートでいろいろな評価をとっていると思います。自分の授業が本当にわかりやすいのか、きちんと振り返ることが大事です。
また、決めつけ押し付けで問題を解決していませんか?もめ事があった時、話合わせても本当に納得していなければ、結局子どもの中にしこりが残り後でまた出てきたりします。「ごめんね。」と言葉だけで謝っても解決しない。たとえ、低学年であっても、何となく「ごめんね」「いいよ」と言わせたら解決したと思い込むのは危険です。何が悪かったのかどうすればよかったのか、相手によって変わるのですから、より丁寧な対応が結局一番の近道なのだと思います。
もう一つ、子どもたちに謝れますか?先生でも間違うことはありますよね。その時きちんと謝る態度は子どもたちへのお手本となるはずです。先生でも間違えるのは当たり前ですから、間違えることを恐れるより、まちがえたらきちんと謝ればよいと自分に言い聞かせることです。
長い間教師をやってきて失敗もいっぱいしました。その中で思ったことです。少しでも参考になればうれしいのですが。
いろいろ新年に考えることはあると思いますが、子どもと同じで、大人も今までを反省しつつ新しい自分を作っていくことが大事だと思います。この3学期を楽しく終わらせるために、次の年度に気持ちよく臨めるようにするために、自分もバージョンアップして子どもたちに向き合ってください。