きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

日光・草津・長野 旅日記 7

日光から長野の旅もいよいよ最終回です。

善光寺後編

「牛にひかれて善光寺参り」と言いますが、「昔、信仰のなかったおばあさんが晒していた布をひっかけて行った牛を追いかけて善光寺にたどり着き、のちに厚く信仰するようになった。」という故事になぞらえて「思ってもなかった物や人に誘われて良い事にたどり着く」というような時に使われます。

*仁王門


全国的に有名なお寺だけあって、伽藍も大きく立派ですし、門前の通りには○○院といういろいろな宗派のお寺やお土産屋さんがいっぱい並んでいます。仁王門から山門にある仲見世通りは東京の浅草寺仲見世通りを思わせる賑わいです。天気は悪かったのですが、大安ということもあってか、七五三のお参りの方も多く訪れていました。

説明を受けた後、案内の方から購入した資料館と胎内巡りのチケットを使い、そのまま本堂の胎内巡りに。お堂の下に作られた地下の真っ暗な道を壁に手を触れながら歩きます。他のお寺でも何度かしたことはあったのですが、ここのはすごく長くて、人がたくさんいるはずなのにとても不安な気持ちになりました。普段の生活がどれだけ視覚情報に頼っているかがわかり、出てきたときには目の見える幸せをかみしめました。

*日本忠霊殿(善光寺資料館)


その後集合時間まで、仁王門までの仲見世通りを散策しました。時間がなかったので見なかったのですが、猿回しもやっていました。寒くなってきたので暖かい甘酒をいただき、最後に善光寺資料館に行って、今年行われた御開帳の様子などの資料も見てバスに戻りました。善光寺も見どころ満載です。今まで近くまで来たことは何回かあったのに、いろいろな都合で参拝できなくて、縁がないのか思っていたのですが、今回やっと訪れることができて、本当に良かったと思いました。

日光猿軍団の猿回し


バスに乗って少し遅いお昼ごはんに。信州牛の「牛天」というお店で「すき焼き定食」をいただきました。自分の車ではないのでビールも飲めるのですが、バスはバスでトイレが心配。松本までは1時間ほどなので、ビールは二人で1杯にしておきました。バスに乗る時には雨が結構降ってきて、善光寺で降らなくて良かった!とお空に感謝しました。

*牛天さん


そこから約1時間で松本駅に帰ってきました。特急しなのと新幹線を乗り継いで新大阪まで。到着が午後8時前になるので、名古屋駅で駅弁とビールを買って新幹線で夕食を食べました。この時間帯、名古屋駅でも新大阪駅でもびっくりするくらい駅弁のお店のレジに人が並んでいました。

ツアーは京都で降りる人や私たちのように新大阪で降りずにJRを乗り継ぐ人もいて新幹線の中での解散でした。

松本駅にて


添乗員のお兄さん(おじさん?)もお年寄りの多いツアーで大変だったと思います。ホテルの金庫に貴重品を忘れた人やねん挫した人もいたりして・・・。でもツアーの皆さんほぼ時間厳守で楽しい旅ができました。ツアーの皆さんありがとう!添乗員さんありがとう!!そしてお疲れ様でした。