ライチョウと朝の散歩
立山といえばライチョウ(雷鳥)。ライチョウは名前の通り、天気のいい日より悪い日の方が見つけやすいとのこと。ツアーの中のベテランさんが、その日の夕方に「みくりが池」のあたりで見つけたライチョウの写真を見せてくださいました。着いてすぐに行くべき所は、「雪の大谷」より「みくりが池」の方だったのか・・・。まあ、私が行っても見つけられないでしょうが・・・。
夜8時のスライドの中にもホテルの近くの岩の上にいたライチョウの写真がありましたが、その日に撮ったそうです。ライチョウは、人がいた方がタカなどに狙われないため、人を怖がらないのだそうです。それでも保護色なので見つけにくいので、写真を撮っている人が集まっていたらそれを目指した方が早く見つけられるとのことでした。なるほどね。ベテランさんについて行けばよかったのですが、あまりに行動が早いのでついていけないのです、残念!
晴れていれば次の日の朝4時起きで「ご来光を大観峰まで見に行くツアー(3500円)」に行くつもりだったのですが、残念ながら中止。朝ゆっくり寝られると半分喜んだもののやっぱり行きたかったな。
朝6時半からの散歩、朝食、散歩
最後の日の朝は晴れ!すばらしい青空につられて早朝散歩に。夕方はまだ雨混じりだったのに、なんと、10cm近く新雪が積もっていました!ふかふかの新雪です!!靴の中に雪が入りそうなので慎重に人の足跡の上を移動。ホテルで長靴を借りてくればよかったと後悔しました。とりあえず30分ほど歩いて朝食会場へ。
朝食はバイキング。食べ過ぎないように注意しながら、美味しくいただきました。前日心配していた高山病にもならず、高地順応できたようです。
早起きした人に聞くと、山から登るご来光が見えたとか。やっぱり早起きは三文の徳なんだ!起きればよかったとちょっぴり後悔しました。
朝食後も出発まで2時間近くあったので、今度は長靴を借りてみくりが池の方に散策に行きました。きれいな新雪の上を歩いていると、ハイマツとハイマツの間の雪の上に鳥の足跡が!きっとライチョウの物だ。するとこの辺りにいるはず・・・。マツの下が雪で見えないのでわかりませんでした。後でベテランさんに聞いたところ、やはりそのあたりのマツの下にいたらしく、マツの下に潜んでいるライチョウの写真を撮っておられました。ライチョウ探しはコツがいるのかもしれません。
*ライチョウの足跡
室堂の駅では人が動き始めていました。
朝早くには、観光客の人よりスキーを担いだり、大きなリュックを背負った人たちが次々に山に登っていきます。一日登山する人や、スキーを滑るために山に登る人たちのようでした。かかとを上げることのできるノルディックスキーの板です。私も一度してみたことがあるのですが、アルペンの板と違って全くうまく滑れませんでした。ついでにリフトがないスキーはしんどいから私にはムリです。
私たちがバスに乗るころには、多くのシュプールが雪山に描かれていました。
*室堂で売っているチュロス(大谷の字が串にさしてある)