きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

小学校の?なルール(PTA編1)

小学校にはイマドキ?と思われるルールがあります。

今回はPTA活動について考えてみました。

近年各学校のPTAへの入会や全国組織である日本PTA全国協議会への参加についていろいろな議論が巻き起こってきています。

*昔、我が家で生まれた子犬

 Parent-Teacher Association
PTAってそもそも何でしょう?P(parent)親とT(teacher)先生が子どもを支援する組織(association)です。設置の法的根拠はないそうです。

戦前は、学校の施設などが整っていなかったので、保護者も学校を支援しようと父母会が作られました。戦後はGHQにより、民主的な教育がなされるよう組織を作ることを奨励されたのがPTAの始まりだそうです。

*柴犬です。4兄弟


現在、PTAはどんな仕事をしているのでしょう?

学校によって違いますが、広報作り、学校の行事の時のお手伝い、清掃活動、児童の登下校の見守り、保護者向けの教育活動などでしょうか。ではそれらの活動は本当に要るのでしょうか?

今、何が問題かというと、共働きの家も増えて、PTA活動ができる保護者の方が少なくなったということです。特に役員や学級の代表になることが、保護者の重荷になっています。内心は役員になりたくないからPTAに入りたくない、という人は多いのではないでしょうか。これは、地域の子ども会にも言えて、子ども会に入会する子どもがいなくなり、子ども会自体が無くなってしまった所も多いのではないでしょうか。(うちの近くもそうです)

*少し大きくなりました


私もうちの子が小学校の時に、2回PTAの役員をしました。勤めている身にとってはなかなか大変でした。最初の会合の時「保育所のように会議を夜にしていただければ参加できるのですが。」と提案したのですが却下されました。そうなると仕事を休んでの参加は、さすがに教師としての仕事上、クラスの子を自習にしては行けません。できる限りのお手伝い(広報だったので家でできる仕事をするなど)をさせてもらいました。

教師の立場としてはどうかというと、PTAの学級委員を決めるのに苦労した学校が多かったです。勤務した中に、前年度の学級委員さんが決めてくれる学校と、親同士の投票で決まる学校がありました。その2校だけは教師が関わらなくて良かったので楽でしたが、一応投票で決めるとなっていても、確認を取らないといけないとなると、とたんに絶対受けてくれない人がいて決まらない、ということが多々ありました。つまり教師にとってもしんどいことなのです。もちろん、いろいろな活動はありがたいですが・・・。

*上を向いて気持ちよく。


社会を取り巻く状況から、今の形のPTA活動ではしんどくなってきているのは確かです。今までのやり方にとらわれず、本来の目的「子どもたちへの支援」ということを考えるなら、活動方法を変えていくべきではないかと思います。

                 つづく・・・