きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

小学校の?なルール(PTA編2)

PTA活動について考えた続きです。

PTAのあり方について考えると、今のままではみんなしんどいのでは?と思うのです。

それぞれの家庭に事情があり、中には代行業者に頼んでいる人もいるとか聞きます。いわばボランティアなのに本業を休んでまでしないといけないのでしょうか?でも、任意の団体なので退会しますという人が増えるのもそれでいいのかと思います。

*家で生まれた柴犬の子ども

この際、PTAのあり方自体を見直したらどうなのでしょうか。

子どもの支援のためのPTAなのですから、まずその観点に立ち戻ったらどうでしょう。どうすれば子どもが過ごしやすい学校になるのか?保護者としてお手伝いできることは?

まず、子どもだけではできない環境整備(掃除など)。本来行政の仕事かもしれませんが、現状そこまでしてくれません。そこは、ボランティアを募ってできる人が協力したらどうでしょう。対象を保護者だけにしても地域に広げても良いと思います。

また、保護者同士のつながりを作るのも子育てには大事なことだと思います。子育ての悩みや子育てに役立つことなども学べる、つまり子育てをしながら親育ちができる場の提供というのも子どもへの支援だと思います。学校が主導となっても良いと思うし、希望者が誰でも企画運営に入ってもらえる柔軟な組織があれば良いと思います。懇談会などの学校行事とタイアップすれば参加しやすいのでは。

登下校時の見守りなどは、地域の老人会にお手伝い願って子どもとの地域交流の場にしてはどうでしょう。実際、勤務した学校では、朝の登校時や下校時は校区のお年寄り(ボランティア)や保護者の方(子どもの見送りお迎えを兼ねて)が立ってくださっていました。


全国の学校ではそれぞれ色々な活動が行われ、負担を減らすのに成功している所もたくさんあると思うのです。多くのお金と大変な労力を使ってPTAの全国大会を開くのであれば、全国のPTA の掲示板などを作り、ネット上でみんなの意見を出し合えば、良い意見もたくさんでてくるはず。良かった学習会や講演会の情報も出し合って、よりよいPTA活動ができるようにそれぞれが模索していったらいいのではないかと思います。学校によって事情が違いますのでそれぞれどんな活動が良いかは違うと思います。

今、PTA活動が負担に思われているのは、あまり存在意義を見いだせていないからではないでしょうか。時代が変わり、必要ない活動もあるのではないですか?しんどいだけではやりがいはありませんし、やらされている活動は面白くないです。子どものため、自分のためになる活動に変えていければ、参加していても意義があるのではないでしょうか。

そのためには一度PTA活動に参加して内部から変えていってください。いかがでしょうか?