きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

家庭訪問は終わりましたか?

やっとゴールデンウィークですね。

途中二日は行かないといけませんが、ほぼ一週間お休みのゴールデンウィークは何となく気が軽くなりますよね。この一か月長いと思った人がほとんどではないでしょうか。学年初めの一か月は二学期の初めの9月と並んで、しんどくて長く思える一か月ですよね。4月のしんどさは多分他のお仕事でも同じではないかと思います。お疲れさまでした!とにかく一段落!一息入れましょう!


この連休の前後で家庭訪問の学校が多いのではないでしょうか。関東の方では家庭訪問を行っていないというところもあると聞きます。

あるのがいいのか、なくてもいいのか?コロナの影響でここ数年はなかったところも多いでしょう。復活して、この忙しい時期に家庭訪問は大変だと思っている先生も多いかもしれません。でも、私は家庭訪問は大事だと思っていました。


家庭訪問の一番の狙いはまずは家の位置を把握しておくこと
だと思います。何かあった時も子どもの家の位置を把握しておくことは大事です。また、周りにどんな友だちがいてどんなところで遊んでいるかも見ることができますし、家庭の生活状況も垣間見ることができます。


そして、全員の保護者と一対一で話せる数少ない機会です。子どもを知るにもいい機会ですし、子どもを伸ばすためには家庭と歩調を合わせることが不可欠です。やはり子どもは家庭の影響を大きくうけているのですから家庭を知ることは大事な事です。

家庭訪問では、保護者と初めて顔を合わせるのだし、ゆっくり話す暇もないと思うでしょうが、まず顔を見て家庭の雰囲気を知るだけでいいのです。保護者と会う回数が一回でも多いほうが、お互いのことがわかりあえて突っ込んだ話ができるようになります。自分の考えを知ってもらうことができるし、保護者の考え方もわかります。

なにも問題がない時であれば保護者と分かり合えていなくてもいいのでしょうが、なにかあった時には大問題に発展するかもしれません。普段から保護者と分かり合えていることは子どもを伸ばすことだけでなく、問題が起こることを防ぐことにもなります。

共働きの家庭が増えて、普段はなかなか保護者と連絡が取りにくい、顔を合わすこともないという家庭も多いと思います。ですから余計に大事な機会になると思うのです。


児童虐待の問題でも発達障害の問題でも、教師に対する期待が大きくなっています。家庭に介入することが難しくても、教師にしかできないことが多くあり、それを果たすためにも保護者との関係は大事にしないといけません。

家庭訪問でできるだけ保護者と仲良くなってください。