子どもの暴力が増えています
2023年度小学校での子どもの暴力行為が過去最多の約70,000 件あったそうです。
お家ではどうでしょうか?
家庭で暴力をふるったり、周りから暴力をふるわれたりしている子は、学校でも暴力をふるうことが多いです。
これは当たり前ですよね。
家庭内でしていることは、しても良い事になりますから。
中には、家庭から「喧嘩してもOK」と言われている子がいたりして、ビックリすることもあります。
学校とは安全なところであるべきですが、残念ながら先生もすべてを把握しきれません。
暴力をふるう子がいるとその被害を受ける子もいるわけで、被害者になると何とかしてほしいということになるのは当然のことです。
ただ、先生が注意しても収まることは少なく、加害児童は親子共に周りから疎外されかねません。
子ども達の暴力の原因は一つではありませんが、大きな原因の一つに自分の気持ちを言語化できないことがあります。
コミュニケーションをとるのが苦手な子はついつい暴力をふるいがちになります。
自分の気持ちが伝わらないいらだちから手が出てしまうのです。
小さい子が癇癪を起すように、大きくなってもそれが続いている状態なのです。
ということは、小さい時から自分の気持ちを言語化する訓練が大切です。
小さな時からたくさん会話をする。
子どもの気持ちを出来るだけ聞き取る。
始めはなかなかうまくいかなくても、大人が言葉を足して手助けしながら気持ちをくみ取ろうとすることで、言語化する訓練になります。
子どもが暴力をふるう時は困っているサインです。
見逃さないでくださいね。