2学期もあと一か月あまり
日々クラスで奮闘されている先生方!お疲れ様です!!
いろいろな方のお話を聞いたり、新聞記事を読んだりすると、犯罪や自殺志願などの問題行動の陰に、その人の発達障害や生育歴の中の問題が隠れていることが多いようです。
生きにくさを持っている人が、他の人との関りも上手くいかずに、問題を他人に向けるのが犯罪、自分に向けるのが自殺というようなことが言えるのではないかと思うのです。(全部ではありませんが)
子どもたちを見てきて、実際に生きにくさを持っている子どもたちは多くいました。クラスの中に何人かはすぐに思い浮かぶのではないでしょうか?
クラスで問題行動を起こす子は、多かれ少なかれ生きにくさを持っていることが多いです。
その子たちにかき回されてしんどい思いをすることも多いのですが、その子たちの保護者もきっとしんどい思いを抱えています。
そのしんどさを共有し、原因を分析して、少しでもフィードバックしてあげることで、その子の人生が変わる可能性があるのではないかと思います。
それができるのが小学校の先生ではないかと。
「発達障害」のレッテルを貼るのではなく、その子の持っている生きにくさ(発達面、成育歴)を理解して保護者と共有し、いろいろな機関につなげれば、親子共に少しは楽になるはずです。
多くの子を見ている先生だから、その子がどこでつまずいているのかがわかるだろうし、保護者とコミュニケーションがとれていれば、保護者のしんどさにも共感でき助けになると思います。
そう簡単な事ではないのはわかっていますし、いろいろ忙しいと思います。
が、その子を救えるのは、あなたかもしれません。