きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

子どもの使う省略語どうなの?

「り」「しんどw」「きまZ]わかります?

イマドキSNS上では省略語だらけですね。私はなかなかついていけないのですが、それでも省略語を使うこともあります。文字 打ちに時間のかかる私などは文字が少ないほうが嬉しい。少し前は「了解」が「りょ」だったのが今や「り」だそうです。また、子どもたちの間では、自分たちだけの省略語を使ったりしていることも多いようです。

*ヒメです


5月1日の朝日新聞のEduAにも「子どもの使う省略語をどうする」で保護者が気になる場合のアドバイスがのっていました。

省略語には言葉をより短くする「経済化」と周りにわからなくする「暗号化」があり、良い悪いは言えません。言葉はどんどん変化していくものなので、意味が通じればコミュニケーションツールの一つと考えられます。善し悪しの判断基準は「人を傷つけるような差別的な意味を含んでいないか」「相手との共通語になっているか」ということです。保護者としては、家庭内で省略語を使って話していても、電話や来客では自然と敬語で丁寧に話すなど、内輪と改まった話し方の使い分けをすることができているかです。子どもはそれを見て自然に使い分けを覚えます。子どもは頭ごなしに否定するとかえって使いたくなります。(以上要約)

小さな子どもは「ばか」などの良くない言葉を先に覚えることが多いです。それによる大人の反応が面白いからということもあるでしょう。省略語でも否定すればするほど使いたくなるのは世の常です。若い親世代では自分たちも使っているので気にならない人も多いと思うのですが、もめ事にならない使い方を教えてあげてほしいのです。

SNSに絡んだもめ事は、今や小学校中学年ぐらいから始まって、年齢が上がるほど増えていきます。中にはいじめに発展することも少なくないです。いじめられる側になってもいじめる側になっても困ります。できるだけSNS上の言葉の暴力や仲間外れは避けたいものです。子どもたちは意識して使っていないこともあるので、普段から自分の経験も例にして、こんなやり取りは誤解を招くとか、こんなのを見たら不愉快になる、悲しくなるなど話し合っておけたら良いと思います。

また、子どもに相談されたら冷静に対処してください。大人まで熱くなると解決できません。悪気はなくても、言葉の受け取り方の行き違いで、いじめにまで発展することもあります。お互いに顔を合わせて冷静に話すことが大事です。SNSは顔が見えないだけにコワイということを大人もしっかりと理解したうえで対処してください。

子どもだけでなく、大人でもSNSのやり取りは誤解を生みやすいものです。家族で日常の話題にして、みんなで気を付けていくのはどうでしょうか?

「しんどW」・・・おもしろすぎる、しんどくなるほど素晴らしい

「きまZ」・・・気まずい