きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

やられた・・・!

季節は夏から初夏に移り変わってきました。日も長くなり夕方6時を過ぎてもまだ明るいのにびっくりしてしまいます。

サクランボが・・・


3月に出石で買ってきた桜の木のサクランボが真っ赤になりました。実を言うと4月中旬緑だったサクランボが、下旬には黄色っぽくつやっぽくなってきて、さわると柔らかいので、これはもう食べごろなのかもと、一つ食べてみたのです。すると・・・ちっとも甘くない!まずい!

こんなもの?と思いつつ、まずかったので、とにかく放置することに。すると少しずつ赤くなって、二週間もすると真っ赤になったのです。これだ!食べてみるとあのサクランボの味です!粒は小さいのでささやかな味なのですが、サクランボのほんのりした甘さがわかる!やったー!全部で二十数粒なっていたうちの半分くらい、真っ赤になっている分だけを取って食べました。後の分はもう少し赤くなってからと思い残しておいたのです。


そして1週間前、赤くなった実を見ながら、「明日の朝採って子どもの所に持って行ってあげよう」と楽しみにしていたのです。

次の日「さあ収穫!」と思って見たら・・・。なんと真っ赤なサクランボがない!残っているのはまだ赤くない4粒のみ。あとの十粒ほどあった真っ赤なサクランボは跡形もなく消えていました。よく見ると軸からちぎられている。鳥にやられないように木の陰に隠していたのに、ついに見つけられてしまったようです。(T_T)

残った4粒を死守すべく、玉ねぎの入っていたネットで覆いました。今まで鳥にやられなかったのが奇跡だったんだ。残念だったけど、鳥によって種がどこかに運ばれて、桜の木が育つことを祈ることにしました。などと考えてもやっぱり悔しい!!!

来年は、油断せず実が赤くなり出したら網をかけておこうと思います。

アゲハチョウは・・・

初夏の話題もう一つ。先日実家で農作業の合間にふと木を見ると、なんとアゲハチョウの仲睦まじい姿が、作業の合間に観察していると最初は取っ組み合いのようになっていたのが、片方にぶら下がるように交尾し始め、その後両方とも枝に足を付けた交尾の姿勢でかれこれ20分ほどもじっとしていました。鳥などに狙われないか心配しながら時々様子を見ていたのですが、いつの間にかいなくなっていました。きっとメスはこれから卵を産む木を探すのでしょう。葉っぱが食べられるのであまり歓迎したくないですが、なんだか貴重な瞬間に立ち会えて感激しました。


自然を観察するって面白いなあと今更ながら感じる今日この頃です。