成績を丁寧に見てあげましょう
明日の終業式で成績表(学校によって呼び方は違いますが)がわたされるでしょう。どんな成績を期待しているでしょうか?
期待通りでも違っても、しっかりと受けとめてあげてください。
「一学期間の子どもの成長を感じるために見る」という気持ちで!
成績表は学校又は市町村によって形式も評価基準も違います。
その学校での成績表の見方は、学校だよりや学年だより又は別のプリントに示されていると思いますので、まず、それを読んでから見てくださいね。
教科の成績のAや〇、「よくできる」の数だけでほめたり叱ったりしないでくださいね。
そして、必ず最初にほめてあげましょう。
「ほめて伸ばす」とよく言いますがその通りです。
叱っても一時的にうまくいくことがあってもそれ以上伸びません。
やる気にさせるのは、まずほめることです。
そして、気にしてほしいのは、学習内容がわかっていると本人が思っているかどうかです。
評価の良い悪いより、もし本人が「わからない」と思っているなら夏休みにわかるようにしておかないと、この先勉強嫌いになるかもしれません。
意欲や態度の評価が悪い時には、本人がなぜそうなったかがわかっていることが大事です。
授業中しゃべっていたり、課題を出していなかったりしなかったかな?
まずは自覚がなければ直りませんからね。
まあ自覚があっても直らないことが多いですから、叱らないでおおらかに見守りましょう。
ただ、宿題や授業が難しくてできていない場合は「本人がしんどい」のですから何とかしないといけません。
つまずいているところを補習するのには、夏休みはいい機会です。
どんなところにつまずいているのか見てあげることをお勧めします。ただし、「できないことを責めてしまう」なら誰かにお手伝いを頼みましょう。
なにより大事なのは子どもが少しでも頑張ったことを、まずほめてあげることです。
成績が出てから叱っても残念ながら効果はありません。
良いところ、頑張った所をまず認めて、ほめる!
悪いところ苦手な事は直すのはとても難しいですから、少し目をつぶって、良いところを伸ばすようにすると悪いところも目立たなくなることが多いです。
とにかくほめることを探すという姿勢で、おおらかに成績表を見ましょう。