1月17日で阪神淡路大震災から29年
「もう29年もたったのか」という思いと、お正月からの地震のように幾度となく繰り返される地震災害を考えると、「明日は我が身」という思い。
*壷阪寺にて
正に日本は遠い昔より「クラッシュ&ビルド」。「つぶれては作り直す」を繰り返してきた国なのかもしれません。
それだから、学校現場でも、子どもたちに伝えてほしいのです。
建物はつぶれても作り直せます。でも、人命は戻らない。
地震がいつどこで起こるかわからない以上、学齢期以上になれば、自分の身を守るための知恵が必要です。
日常の中ではついつい忘れてしまう地震への備えと心構えを、機会あるごとに伝えていくのは教師や、学校の務めであると思います。
日本の学校では、「地震か!?」と感じたら子どもたちはすぐに机の下にもぐりますよね。
先生が指示しなくても、一斉に!
これは普段の避難訓練などの成果だと思います。
でも、学校の行き帰りやお家で被災した時にどうしたらいいのかも、いつも頭の隅に置いておく必要があります。
テレビや新聞などで取り上げられているこんな時期、3学期の避難訓練の時など、機会を取り上げて何回も何回も考えさせてください。
お家の方にも子どもたちから話が伝わって、多くの方の防災意識が高まることが大事だと思います。
忙しい大人ほど防災の観点を忘れがちですから。
地震は抑えることも予知することもが出来ませんが、人命が奪われることは避けられますように普段の備えが大事です。