「今日一番楽しかったことは?」と聞かれたらどんな事を思い出しますか?
朝日新聞の「私の折々のことばコンテスト2023」の中学生の部の最優秀賞に輝いた言葉です。
中学2年生の男の子が、夜に弟、妹と寝る時に彼らのお母さんが問いかける言葉だそうです。
その言葉を聞いて、楽しかったことを思い出して今日を締めくくり、明日が待ち遠しくなる。
素晴らしい取り組みだと思います。
人生に起こることが変わらないなら、前向きに生きた方が楽しく生きられるはず。
それを毎日毎日教えているこのお母さんはステキだと思います。
親の役割は子どもを一人前に育てることです。
子どもが幸せに生きていける方法も教えてあげたいですね。
中には「自分が前向きに考えられないのに・・・」
と思う人がいるかもしれませんが、子どものためを思って、このような取り組みを真似してみてはどうでしょう。もちろん、自分も今日楽しかったことを話すのです。
少しずつ少しずつ訓練すれば、前向きな考え方が身に着きます。子どもでなくても。
もちろん、前向きな考え方に否定的な方におススメするつもりはありませんが、「前向きになりたいのに・・・」と思っている方にはおススメです。
学校から帰って来た時でもいいのです。
子どもは、聞かれたら楽しかったことを思い出そうとします。
いろいろイヤな事はあるけれど、毎日楽しいことを思い出す訓練をすれば、生活の中でも楽しかったことを覚えておくようになるでしょう。お家でお話したいですから。
イヤな事がなかった?と聞くより100倍いいです!
イヤな事をずーっと覚えているより、幸せな事だと思うのですが・・・