きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

西国三十三か所巡り(壷阪寺)

壷阪寺


岡寺から市街地を過ぎ、山の方に入っていく壷阪寺があります。

ここも大きなお寺で、山に沿って伽藍大きな観音像涅槃像があります。

 


入山料一人600円
を納めて入ると、右手に大講堂があり、中も拝観できるようになっているのですが、まずは本堂に行ってお参りと御朱印を・・・

 

 


壷阪寺
は、眼病に悩む人を救済する観音様として知られていて、浄瑠璃になった「壷坂霊験記」で有名なお寺です。


「壷坂霊験記」
は知らなかった私でも「妻は夫をいたわりつ、夫は妻にしたいつつ」という、このフレーズは聞いたことがありました。

「壷坂霊験記」

美しい妻お里が夫の盲人沢市の目を 治そうと観音様に祈願していたことを誤解した沢市が、妻に不信を抱いたことを申し訳ないと思い、お寺の裏の谷に身を投げる。

それを知ったお里も後を追って飛び降りるが観音様の霊験で二人の命は助けられ、沢市の眼も治った

というお話です。

二人が身を投げた谷がありました。

そしてもう一つ、中をくぐると目が良くなる?大きな眼鏡がありました。


目の健康を願い、眼病封じの御朱印もお願いしました。

木札に名前を書いて、半分に割り、名前の書いてある方を観音様に奉納し、後の半分を御朱印と一緒に持ち帰ります。

 

「いつまでも良く見えますよう」にとしっかりお願いしてきました。

御朱印と持ち帰った木札

 

ご本尊の千手観音様本堂も山の斜面にある大観音像涅槃像大講堂と見るところがとても多いお寺でした。

 



駐車料500円を払って山を後に帰路につきました。

 

そうそう、帰ってから眼病封じの御朱印を見ると、中に次回は入山料が無料になる券が入っていました。これでまた行こうかなという気になりました。


高い入山料だと思ったのですが、風雨の害も多い土地で広大な伽藍を維持していくには必要なのだと感じました。

まだまだ短い冬の日の暮れるまでには家に帰りつくことができました。