規則正しい生活は生きる活力を生む
先日、白浜レスキューネットワークの藤藪牧師のお話を聞く機会がありました。
牧師は、和歌山白浜の「三段壁」で900人を超す自殺志願者を救った方です。
その中で、「自殺志願者を教会で面倒を見ていて、規則正しい生活が出来るようになると生きる活力が出てくる。」というお話がありました。
人は生活リズムが崩れてくると精神的にも肉体的にも不調をきたしてきます。
子育てをしていても、できるだけ規則正しい生活を子どもと一緒に送ることによって、親子共に快適な精神状態が保てるのではないかと思います。
とは言っても大人にはいろいろな事情で無理な方もいるかもしれません。けれども、子どもは大人以上に敏感です。生活の乱れが不登校などの原因になることはよくあります。
不登校になっている子が昼夜逆転していることもよくあるのです。
藤藪牧師は、自殺者志願者の救済からその元になる子どもたちの救済へと手を伸ばされているのですが、子どもたちを救うのも規則正しい生活が送れるようにする事が大事だとおっしゃっていました。
きちんと夜に睡眠をとり、三食のご飯が食べられる。そんな当たり前のことが実はとても大事な事なのです!
子どもたちにできるだけ規則正しい生活をさせることが親の役割と言えるのかもしれません。