きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

失敗は無駄?

失敗は成功のもと・・・ですよね!

昨年、日本のロケットの発射が失敗した時、日本のマスコミはこぞって失敗を悲観的に報道しました。

それと対照的に、アメリカのスペースX社では、失敗しても拍手!

成功するために、失敗をその過程としてとして大事な物ととらえているのです。

*岐阜かかみがはら航空宇宙博物館から

このような事を見ていると、日本は本当に失敗を嫌う国だとわかります。国民全体が失敗を恐れるので、子どもたちも失敗しないようにと育てられます

失敗しないことが良い事だと思い込み、「失敗は無駄」と思っている人が多いような気がします。

 

本当は失敗から学ぶことの方が多いことは体感しているはずなのに。

もついつい子どもが失敗しないようにと配慮しすぎて、過剰な習い事や塾通いに走ったり、失敗を叱ったりして子どもを傷つけたりしています。

子どもを育てる時大事にしたいのは、「いい子」に育てるのではなく、「楽しく生きられる子」に育てることだと思います。

 

これからの社会は不透明でどんなことが起きるかわかりません。

 

自分で考えて行動できる、どんな時にも楽しみを見いだせることがとても大事になってきます。

そのためには、「決めるのは子ども」を心に留めておくことが大事です。

 

選択肢をいろいろ用意してあげるのはいいことですが、その後は子ども自身が決めて自分の意志で行動しなければ意味がない

 

その時、一つしか選択肢を用意しなかったり、子どもが選ばざるを得ないような状況にしておいて「あなたが選んだのでしょう」と言うのは「ずるい」です

 

大人は誘導することもできるのですから、子どもが自分の意志で選んでいるかを、特に気を付けて考えないといけません。

そして、失敗してもいいのです。

 

身近な大人(親のことが多いですが)が失敗したって楽しい人生を送っていれば、子どもたちはそれを見ていい人生を送ろうとするのではないでしょうか。

先日の民間ロケットカイロス」の打ち上げが失敗しても、報道の論調が「失敗」の強調ばかりでなかったことに少し安心しました!