きぬさや自由帳

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早期教育への疑問

新聞記事から

2月20日~22日の朝日新聞くらしのページで、早期教育への疑問」と題してシリーズで記事が載っていました。

小児科医、脳の研究者、認知科学者の3人が幼少期からの習い事について語っています。


どの先生も、早期教育にはやや否定的です。

 

小児科医の成田奈緒子先生は、「高学歴な親ほど早期教育に走りがち」で、行き過ぎた教育の弊害として子どもの体や心に症状が出ている。

 

東北大学の瀧靖之先生は、脳は順次発達するので、習い事の時期を見極めることが大事。

 

認知科学者の大津由紀雄先生は、幼少からの英語教育の過熱ぶりは「異常な状態」

 

また、幼少期には、生活習慣を整えること、特に睡眠時間をしっかりとることが重要だと どの先生も述べられています。


私も自分の苦手な英語に苦労しないように、一時期子どもたちに早期教育を施したことがありましたが、結局子どもたちは英語が苦手・・・。まあそんなものなのでしょう。

これをもっとシャカリキにやっていたら、子どもたちがしんどくなっていたかもしれないと思うと中途半端で良かったかもと思います。


親としては「子どものために」いろいろとさせたいと思っても、それが実は「親のエゴの押し付け」のことが多いのではないでしょうか?

 

幼少期に大事なのは、正しい生活習慣を身につけ、いろいろな事に興味を持って取り組めるように、「好奇心」を育てることだと思います。

 

つまり、規則正しい生活を送り、日常のいろいろな事を体験させることではないでしょうか。


特に幼少時の習い事は、親の押し付けでないかどうか、子どもが本当に楽しく取り組めるかどうかを、いつも注意深く考えていかないといけないと思います。