きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

城崎温泉旅日記(その3)

森津屋到着


いよいよ城崎温泉に到着です。雨が降りしきる中、チェックインの3時より早めに着きました。車をお宿の前で預けて荷物をお宿に運んだら、早速前に見えている酒屋さんの地ビールで乾杯だ!

部屋で飲むビールを選んでいたら3時になりました。

*お部屋の様子

そして森津屋さんにチェックイン。女性には本格的な浴衣を貸し出してくれます。(冬には着物の貸し出しもあるそうです。お部屋には浴衣や着物用の腰ひもも用意されていました。)衣裳部屋で娘と3人浴衣を選んで着替えてから、まず行ったのは旅館の横の本宅にあるお茶室。大女将がお抹茶を立てて振舞ってくださいました。とても素敵なお茶室で、いす席なので正座しなくてもよく、お茶もお菓子も美味しかったです。いいお宿の醍醐味?!

*お茶室

雨がしっかり降っていたのですが、中心街に宿があるので、外湯めぐりも楽でした。外湯巡りのキューアールコードの印刷されたネームプレートとタオルを入れたかご(ちなみにかごも一つずつ模様が違います)を持って出発。コロナの影響でしょうか、外湯にはそれぞれどれだけ混んでいるか外の掲示板に表示されるようになっていました。

*借りた浴衣と羽織


外湯めぐり

まず、宿から少し奥の「御所の湯」に行きました。ここは御所というだけあって、外の構えもそうですが、露天風呂がつながったように見える内湯も重々しくていい感じです。ここで一つ気付いたこと、本格的な浴衣はかわいいけど脱ぎ着しにくい!外湯はほとんどの人が浸かるだけなので、湯船は空いているけど脱衣場がいっぱいなのです。その中で、浴衣を着るのがめんどい!でもせっかくだから着ていきたいし・・・。でも、外湯巡りには普通の旅館の浴衣がいいかも。お部屋には普通の浴衣もあったのですが、難しいなあ。

雨の中ですが多くの人が行きかっています。コロナの規制がなくなったことで3年前に戻ったようです。もちろん外国の方も多いのですが、以前と一つだけ違うのが中国の方はまだ少ないということでしょうか。韓国や東南アジア系の方、欧米の方が多いようでした。後でお宿の方に聞いたところ、この日も半分以上はインバウンドの方だそうです。娘は宿の方に外国人と間違えられて、英語で話しかけられたと言っていたので、きっとアジア系の人なのでしょう。

その後、宿のすぐそばの城崎温泉のランドマーク「一の湯」に行こうと思ったのですが、とても混んでいたので、通り越したところにある小さな「柳湯」に。木のぬくもりの感じられるお風呂で、何よりも人が少なかったのが良かったです。

お部屋にて

大ぶりの雨になって来たので、部屋の窓際の椅子から外を眺めながら湯上りのビールを!雨でなければ外で足湯につかりながらのビールもいいでしょうね。でも、通りを眺めながらのビールも最高なのです。

 


*料理のいくつか(お鍋などもありました)

その後、夕食です。お部屋食で(その日はたまたまお部屋が空いていたそうです)、熱いものは熱いうちに順に運んできてくださいました。旅館の醍醐味ですね。カニも少しですがありましたし、外国の方も意識してか途中でポットパイがあったりして、最後のデザートまで誰でも楽しめる飽きない料理でした。ご飯は少しにしてもらいましたが、もちろん完食!

お宿の内風呂もなかなかステキで、小さいながら露天風呂のある方と岩窟風呂。夜は貸し切りで朝は男女で分れていました。朝、岩窟風呂が女湯になるということで、夜には露天風呂のある方に、小さいけれど工夫されたお風呂でした。

また、若旦那のコレクションがなかなかのもので、ミニチュアの飛行機やら車やら。何か童心に帰るような気がしました。温泉にしっかり浸かって旅館を満喫!おやすみなさい。