きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

城崎温泉旅日記(その4)

城崎温泉の朝です

朝、まずは内湯に。岩窟風呂はまさに洞窟の中のようなところに湯船があります。ちょっとぬるめの湯でした。

外は・・・やっと雨は上がりました、晴天とはいきませんが。


せっかく城崎温泉でのお泊りなので朝から外湯に!前日混んでいた「一の湯」に行きました。城崎温泉の外湯の半分くらいは朝の7時から開いているのです!7時過ぎに入ったら中はガラガラ。あんなに混んでいたのがうそのようです。城崎温泉に泊ったら朝からの外湯巡りがおススメです!

できれば外湯七つを全部回ってみたいところですが、お風呂に入るのも体力が必要で、なかなか一度で全部をコンプリートするのは難しいかも。若いといけるかなあ?それと、暑い時に何度も温泉に入るのはしんどいかもしれません。やはり、5月くらいまでが楽しめるような気がします。


和朝食を昨日のお部屋でいただいて(この朝食もなかなか良かったですよ!)、車の留めてある駐車場に若旦那が送ってくださいました。「車を宿の前まで持ってきてくれないんだ・・・」と思っていたら、その駐車場に車を置いて、この後も温泉街を散策してもらおうという意図だったのです。城崎温泉の町自体は川沿いの狭い場所にあるので車を留めておけるところが少ないのです。チェックアウト後も他のお店で買い物などをして欲しいという、町全体で助け合い盛り上がっていこうとする心意気を熱く語っておられました。城崎の温泉街はこれからも安泰だろうとこちらも嬉しくなりました。

 

「道の駅 あまるべ」

私たちが次に向かったのが余部鉄橋の跡です。今はコンクリートの橋梁になっているのですが、余部鉄橋があった場所の下に「道の駅 あまるべ」があり、40m上にある「あまるべ」の駅までエレベーターで一気に上がれるようになっています。上まで上がると日本海が見える絶景。よくこんなところに橋を渡したと思える高さなのです。

昔はここの駅に来るために横の山を登っていたし、その前は山一つ向こうの駅まで歩いていたそうです。山を登らないといけなくてもここの駅ができてとても便利になったんですって。私は昔この鉄橋から列車が強風にあおられて落ちたというニュースが衝撃的で一度来てみたいと思っていたのです。


香住漁港

「お昼ごはんは海鮮でしょう」ということで、近くの香住漁港に。道の駅で仕入れた「香住のホタルイカランチフェア」の情報に載っていた「カニ工房まるや」さんに。ホタルイカの釜めしがとってもおいしそうだったのです。漁港近くの「まるや」さん、カニ工房と書いてある通り3月いっぱいはカニ料理がメイン。この時にも22000円の値段が付いた最後の一匹が水槽の中にいました。カニにあまり興味のない我が家はホタルイカの釜めし、貝の釜めし、海鮮カレーなどのリーズナブルなものを頼みました。貝の釜めしは少し味が薄口でしたが、ホタルイカは美味しかったし、カレーも海鮮の出汁がしっかり出ていておいしかったです。

ホタルイカ釜めし

香住鶴


最後に「香住鶴」という日本酒を作っている造り酒屋さんに。残念ながら酒蔵の見学はしていなかったのですが、あれこれ試飲(夫は残念!)して、ゆず酒とアルコールが25度もある赤黒というお酒、夫が試飲できなかった分のお酒とキュウリの酒粕漬けをお土産に買いました。


もちろん前回の城崎で見つけたホタルイカの一夜干しも城崎で購入しました。

続けての城崎でしたし、またまた雨でしたが、いい旅館を堪能した楽しい美味しい旅になりました。やはり高いのには理由があるということですね!