きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

受験シーズン終盤に

進学先は決まりましたか?

中学受験はもう早くに終わっていると思いますが、大阪では公立高校の受験はテストが終わり結果待ちですね。大学受験になると、二次募集などもいれるとまだもう少し残っているのではないでしょうか?

大学受験では何回でもチャンスがありますし、浪人という手もありますから親もイライラそわそわしても、「まあ、なるようにしかならない」という感じでしょうか。


やっぱり一番ドキドキは高校受験でしょう。

受験が初めての人も多いでしょうし、不合格が少ないので、ダメージが大きいようです。子どもも親も不安になって当たり前ですが、親としてはもしも万が一のことは考えておいてください。

「勝負は時の運」ですから、まず不合格という結果を責めないようにしましょう。また、悲観する必要もありません。「人生万事塞翁が馬」です。将来にとってどれがいいのかわかりません。ここで不合格になったことで明るい未来が開けることだってあるのです。


ただ、言えることは「しまった、失敗だ、もうダメだ。」という後ろ向きの気持ちで新しい生活に入ったら、来るはずのチャンスも来なくなるということです。親の役割はこの結果をどう良い方向に導くかです。そのためにはこの結果が良い方向に向くために必要な運命だったのだとまず親が思うこと。そうすれば、子どもにも伝わります。一番ダメなのは親がいつまでも失敗したとこだわることです。

本人が一番ショックを受けるはずですから、周りはそんなことは気にしないという態度を示して本人の気持ちを前向きにするように心がけましょう。実際公立高校より私立の方が大学受験に親切だったりしますし、どこに素晴らしい出会いがあるかわかりません。


中学、高校、大学でも同じだと思いますが、進路が決まったら新しい未来に向けて、親子そろって前向きに準備をしましょう。クヨクヨ、めそめそ、弱気は禁物です。前向きに立ち向かえば明るい未来が開けるはずですし、この学校に入学して良かったとも思えるはずです。

前向きに進んでも、「違うなあ」と本人が思うならやり直すこともできるのです。本人の強い気持ちがあれば1年や2年、回り道をしてもなんの支障もありません。人生は長い!すんなり行くことが良いこととは限らないのですから。親は本人がどう生きたいのかを見届けるだけです。だから、どんな結果でも笑って受け止め、前向きな言葉をかけてあげてください!