きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

めざせ!「親ガチャそれなり」

鞍馬寺の「あうんのトラ」


「親ガチャ」って知っていますか?

「親ガチャ」昨年の流行語にノミネートされた言葉ですが、知っていますか?

子どもは親を選べない。自分の生まれる環境は選べない。そして、その生まれた環境によってある程度人生が決まってしまう。まるでガチャガチャのように。ということだそうです。初めに娘との会話で聞いた時「うまいこと言うなあ」と感心しました。

実際、親からの虐待のニュースを見るたびに、「こんな親の元に生まれたために・・・。」とこの言葉が頭に浮かびます。まさに「親ガチャはずれ」だったのかと。三内丸山遺跡から

そこで考えるのが親の役割です。

親ガチャには親の収入や生活レベルが主な要素として挙げられると思うのですが、人生はそれだけで決まるものではないと思うのです。せめて親として愛情だけは、「親ガチャはずれ」とは言われないようにしないといけないのでは・・・。

最近の事件を見ていても、なぜ子どもを産んだのか?と思われる事件が多いと思いませんか?子どもを産むということは、子どもが一人前になるまで責任を持つということでしょう。そして責任をもって育てるためには愛情をかけるということが欠かせないことだと思うのです。とりあえず「親ガチャはずれ」でないためには、一生懸命育てることが大事なんだと思います。

もちろん裕福で何不自由のない家庭に生まれた方が良いのかもしれませんが、愛情が無ければ結局それも「親ガチャはずれ」ではないでしょうか。

大当たりのガチャは少ない様に、親ガチャも目指せ「それなり」でいいのかなと思います。あとは親を飛び出して自分で幸せをつかんでもらうしかないのです。親はしょせん子どものゆりかご。巣立ちしたら自分で幸せをつかむかどうかは子ども次第。そんな子どもに愛情をもって育てていくのが親の役割ではないでしょうか。

一生懸命愛情をこめて育てたら「親ガチャはずれ」と言われることはないと思います。もし子どもが言ったとしたら、愛情が伝わっていないのかも・・・。親子でも「何も言わないでもわかるはず」はダメです。きちんと言うべきことは言わないと。「あなたのことが大事。あなたのことが好き。」しっかり小さいときから言葉で伝えないといけません。

ただし、「大事」「好き」は子どものことを束縛することではありません。一人の人間として認める事だということも忘れないで下さい。

「親ガチャそれなり」を目指して頑張りましょう!