きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

沖縄旅行記  その1

久しぶりに沖縄本島に行きました!

初めて沖縄に行ったのは就職した年(今から四十数年前)の夏休みに友だちと3人で行きました。中学校の教師をしていた友だちの希望で、嘉手納基地をフェンスの横から写真に撮りました。首里城は守礼の門しかなかったと記憶しています。

2回目は平成に入って子どもがまだ小学生の時(今から二十数年前)、春休みに1回目にも行った南部戦跡や東南植物園などを車で回りました。まだレンタカーにナビがなく、嘉手納基地に間違えて入りそうになり、門のアメリカ兵に手で向こうに行くよう促されました。首里城は再建中で広場の横の建物があって、初めて沖縄(琉球王国)の歴史を詳しく知ることができました。また、ひめゆりの塔に平和祈念資料館ができていて、20年前に比べて沖縄戦の悲惨さをより感じました。

そして今回、3回目。前回から二十数年ぶりに沖縄本島に行ってきました。あいにく梅雨のど真ん中で半分は雨だったのですが、元々海に興味がないので、十分に楽しめました。

今回「沖縄の今」を感じたのは、辺野古移設の向け埋め立てに使う土砂を船で運ぶために列をなしているトラックを見た時です。港近くには雨の中、反対する人たちがいました。観光の島沖縄は、日本の米軍基地のほとんどをかかえる基地の島でもあることを改めて感じました。

また、歳月を感じたのはビルの多さでしょうか。特に那覇や名護はまさに都会という感じでした。

5年社会の「地域の暮らし」で北海道は灯油のタンクが各家の横にあり、沖縄は水をためる川などが少ないので、各家の屋根の上に水をためるタンクがあると以前の教科書に載っていて、実際その通り!と前回は資料用に写真を撮ったものです。しかし、今、各家の上の水のタンクはほぼ見当たりませんでした。ダムが増えて水不足も減ったのでしょうか。世の中は移り変わる。新しい知識にアップデートしておかないといけない、そのためにもやはり旅をしよう、と思いました。

今回は美ら海水族館メインで行ったのですが、海洋博記念公園はとても気持ちよく、オキゴンドウ鯨とイルカの「おきちゃん劇場」もキュートで楽しめました。水族館の中での一押しは大水槽を見ながらお茶が飲めるカフェ。サイコーです!ティーバッグもめちゃかわいい!早い時間がおすすめです。

修学旅行や団体客も少しもどってきていて、修学旅行の子どもたちを見ながら「良かったね、来られて!」と真剣に思いました。今年はすべての子どもたちが修学旅行や林間・臨海学校、校外学習に行けますように!!行事がちゃんと行えますように!!!

*水槽の前で(ジンベイザメのバタフライピー)

*レストランで(チンアナゴのハイビスカスティー