サントリー山崎蒸溜所
受付を済ませて歴史などの展示を見ていると、ガイドツアー出発の時間になりました。
この蒸留所は、日本で一番初めにウイスキーを作り始めた所です。
良い水が豊富で、ウイスキーの熟成に適した湿潤な気候であるために選ばれたそうです。
ウイスキーの製造工程を映像と実際に蒸留窯などを見学しながらたどっていきます。
昨年訪れた余市とは違い、一つの工場の中で見て回れるので楽です。
ウイスキーの製造工程はビールと途中まで同じ。
ホップは入れませんが、麦芽に酵母を入れて発酵させた後 蒸留するとウイスキーになります。
*仕込み
ここでは発酵樽のすべてがステンレスではなく、木樽も使っています。
*発酵
また、蒸留窯もいろいろな種類があり、いろいろな味のウイスキーになるのだそう。
*蒸留
蒸留窯の部屋は、高温で蒸留しているので暑い!
窯の中はぐつぐつ・・・若ウイスキーが出来上がります。
次の工程は、熟成。
大きな倉庫に樽が沢山!
蒸留したウイスキーを熟成のために寝かせるところです。
*熟成
熟成させる樽にもいろいろな大きさや材質の違いがあり、それぞれで味や香りが違ってくるそうです。
熟成すると透明な液体が、あのウイスキーの琥珀色になるのです。
ウイスキーは5年以上熟成させないとウイスキーにはならないそうで、ここには創業時の物もあるとか。
寝かすほどに樽の外に揮発したりするので中身は減っていきます。そして、より濃い色になるのです。そのためでしょうか、倉庫の中はウイスキーの香りがします。
・・・・つづく・・・・