きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

我が家にはヒメがいる(その1)

柴犬のヒメです。

*散歩中のヒメ

我が家には今年9月で13歳になった柴犬がいます。名前はマイヒメ。通称ヒメです。名前からわかるように女の子。

ヒメの癖

このヒメは不思議な癖を持っています。女の子なのにおしっこをする時、片足を上げるのです。長めのおしっこは座ってすることが多いのですが(若い頃はそれも片足上げてしていたことも)、それ以外は片足を上げてマーキングします。小さいときからずっとなのですが、女の子でもそうなのでしょうか?片足上げるのは男の子だけでは?

*足を上げておしっこ中


ヒメの生い立ち

ヒメがうちに来たのは2009年の秋、生後1か月の時です。少し元気のなかった祖父(近所に住んでいた)を心配して「おじいちゃんが散歩するように犬を飼ったらいいのでは」と下の娘(当時高校生)が言い出したのです。

我が家は共働きで、子どもは高校生と大学生。誰も面倒みられないし、アレルギーの心配もあるので犬や猫を飼うつもりは無かったのです。でも「おじいちゃんは心配だね」などと話を合わしていたら、たまたま下の娘の習い事の先生のおじさんが柴犬のブリーダーで、いつの間にか話が進んでいて、あれよ、あれよ、と言う内にヒメをもらうことになったのです。

小さきものはみなかわいい!私も犬を飼うのは初めてだったのですが、プリプリふわふわ超かわいい。すぐに我が家のアイドルの座に着きました。

世話はそれなりに大変です。お金もかかるし・・・。これは飼い始めてわかったのですが、予防接種や薬(ダニや病気予防)が高い!でも飼うと決めたら、生活リズムをみんなで変えて、時間にやりくりをつけて・・・、死ぬまで飼わないと・・・覚悟をきめました。

最初は、朝おじいちゃん家に預けに行って、夕方おじいちゃんが小屋に返してくれる、という生活。おじいちゃんが散歩をしてくれるので楽でした。おじいちゃんには3年ほどかわいがってもらいました。

おじいちゃんが面倒をみられなくなってからは、散歩は朝は夫が、夕方は早く帰ってきたものが行っていました。今では朝夕とも夫の仕事となり、運動の手助けをしてくれています。

*朝の散歩


そして、散歩以外の時は、家の前の小屋で一日過ごしています。家の中(玄関)に入れることも考えたのですが、昼間一人(一匹)で家の中にいるより、外が見られた方がいいかな?!と思って外で飼っています。今ではご近所の犬だけでなく、いろいろな人が通りかかりに寄って遊んでくれています。人懐っこいヒメはみんなのアイドルです。番犬にはなりませんが!

                         つづく・・・

小学校の?なルール(PTA編2)

PTA活動について考えた続きです。

PTAのあり方について考えると、今のままではみんなしんどいのでは?と思うのです。

それぞれの家庭に事情があり、中には代行業者に頼んでいる人もいるとか聞きます。いわばボランティアなのに本業を休んでまでしないといけないのでしょうか?でも、任意の団体なので退会しますという人が増えるのもそれでいいのかと思います。

*家で生まれた柴犬の子ども

この際、PTAのあり方自体を見直したらどうなのでしょうか。

子どもの支援のためのPTAなのですから、まずその観点に立ち戻ったらどうでしょう。どうすれば子どもが過ごしやすい学校になるのか?保護者としてお手伝いできることは?

まず、子どもだけではできない環境整備(掃除など)。本来行政の仕事かもしれませんが、現状そこまでしてくれません。そこは、ボランティアを募ってできる人が協力したらどうでしょう。対象を保護者だけにしても地域に広げても良いと思います。

また、保護者同士のつながりを作るのも子育てには大事なことだと思います。子育ての悩みや子育てに役立つことなども学べる、つまり子育てをしながら親育ちができる場の提供というのも子どもへの支援だと思います。学校が主導となっても良いと思うし、希望者が誰でも企画運営に入ってもらえる柔軟な組織があれば良いと思います。懇談会などの学校行事とタイアップすれば参加しやすいのでは。

登下校時の見守りなどは、地域の老人会にお手伝い願って子どもとの地域交流の場にしてはどうでしょう。実際、勤務した学校では、朝の登校時や下校時は校区のお年寄り(ボランティア)や保護者の方(子どもの見送りお迎えを兼ねて)が立ってくださっていました。


全国の学校ではそれぞれ色々な活動が行われ、負担を減らすのに成功している所もたくさんあると思うのです。多くのお金と大変な労力を使ってPTAの全国大会を開くのであれば、全国のPTA の掲示板などを作り、ネット上でみんなの意見を出し合えば、良い意見もたくさんでてくるはず。良かった学習会や講演会の情報も出し合って、よりよいPTA活動ができるようにそれぞれが模索していったらいいのではないかと思います。学校によって事情が違いますのでそれぞれどんな活動が良いかは違うと思います。

今、PTA活動が負担に思われているのは、あまり存在意義を見いだせていないからではないでしょうか。時代が変わり、必要ない活動もあるのではないですか?しんどいだけではやりがいはありませんし、やらされている活動は面白くないです。子どものため、自分のためになる活動に変えていければ、参加していても意義があるのではないでしょうか。

そのためには一度PTA活動に参加して内部から変えていってください。いかがでしょうか?

小学校の?なルール(PTA編1)

小学校にはイマドキ?と思われるルールがあります。

今回はPTA活動について考えてみました。

近年各学校のPTAへの入会や全国組織である日本PTA全国協議会への参加についていろいろな議論が巻き起こってきています。

*昔、我が家で生まれた子犬

 Parent-Teacher Association
PTAってそもそも何でしょう?P(parent)親とT(teacher)先生が子どもを支援する組織(association)です。設置の法的根拠はないそうです。

戦前は、学校の施設などが整っていなかったので、保護者も学校を支援しようと父母会が作られました。戦後はGHQにより、民主的な教育がなされるよう組織を作ることを奨励されたのがPTAの始まりだそうです。

*柴犬です。4兄弟


現在、PTAはどんな仕事をしているのでしょう?

学校によって違いますが、広報作り、学校の行事の時のお手伝い、清掃活動、児童の登下校の見守り、保護者向けの教育活動などでしょうか。ではそれらの活動は本当に要るのでしょうか?

今、何が問題かというと、共働きの家も増えて、PTA活動ができる保護者の方が少なくなったということです。特に役員や学級の代表になることが、保護者の重荷になっています。内心は役員になりたくないからPTAに入りたくない、という人は多いのではないでしょうか。これは、地域の子ども会にも言えて、子ども会に入会する子どもがいなくなり、子ども会自体が無くなってしまった所も多いのではないでしょうか。(うちの近くもそうです)

*少し大きくなりました


私もうちの子が小学校の時に、2回PTAの役員をしました。勤めている身にとってはなかなか大変でした。最初の会合の時「保育所のように会議を夜にしていただければ参加できるのですが。」と提案したのですが却下されました。そうなると仕事を休んでの参加は、さすがに教師としての仕事上、クラスの子を自習にしては行けません。できる限りのお手伝い(広報だったので家でできる仕事をするなど)をさせてもらいました。

教師の立場としてはどうかというと、PTAの学級委員を決めるのに苦労した学校が多かったです。勤務した中に、前年度の学級委員さんが決めてくれる学校と、親同士の投票で決まる学校がありました。その2校だけは教師が関わらなくて良かったので楽でしたが、一応投票で決めるとなっていても、確認を取らないといけないとなると、とたんに絶対受けてくれない人がいて決まらない、ということが多々ありました。つまり教師にとってもしんどいことなのです。もちろん、いろいろな活動はありがたいですが・・・。

*上を向いて気持ちよく。


社会を取り巻く状況から、今の形のPTA活動ではしんどくなってきているのは確かです。今までのやり方にとらわれず、本来の目的「子どもたちへの支援」ということを考えるなら、活動方法を変えていくべきではないかと思います。

                 つづく・・・

 

発想の転換

発想を転換するだけで解決することがあると思いませんか?

私は毎年夏休みにカーテンを洗おうと決めていています。夏だと、洗ってすぐ元通りに掛ければ、2~3時間で乾くので楽ちんだからです。今年も8月某日カーテンを洗濯していました。「そうだ暖簾なども忘れず洗わなくては!」昨年洗い損ねて後で洗ったのを思い出し、洗面所と廊下の扉の所に掛けていた長い暖簾を洗濯しようと外した時、ピンと来たのです。

*洗面所の暖簾          *扉を閉めると挟まる

扉をずっと閉めておくと風通しと採光が悪くなるので、その暖簾をかけているのですが、扉を閉めるとはさまって閉まりにくい!何とかならないかとクリップで止めたり、いろいろ工夫はしていたのですがなかなか上手くいかなかったのです。

今まで突っ張り棒は扉の枠に取り付けるという固定観念がありました。でも、横にある洗面所の壁の端から端に突っ張り棒を取り付けるといいのでは?と!

*壁から壁へ突っ張ったら、扉に挟まらず、横のカーテンで棒を隠すとさらにGOOD!

壁から壁に取り付けてみると、なんと!今までの不都合が解消!!「なぜ今まで気づかなかったのだろう?」とびっくりしました。その発想で、家にあるあと2か所の暖簾も今までよりスッキリさせることができました。

*before               *after

今までいろいろ工夫していたのが嘘のようにすべてスッキリ収まりました。この10年以上の何となくもやもやしたのが解消された瞬間でした。

「押してもダメなら引いて見る」とか「いろいろな角度から考える」とか、発想を転換する方法はいろいろありますが、一生懸命工夫しているときには、案外考え方が凝り固まってしまうのかもしれません。ほんの少し見方を変えるだけで上手くいく、その少しの発想の転換は、いつもより良くしたいと考え続けていたら、ある日ふっと湧いてくるものかもしれません。その時に一番良いと思っていても、後でもっといい方法が見つかったりするのは楽しみの一つでもあります。

子育てでも、日常の生活でも、工夫することはたくさんあります。その時は上手くいかなくても、ゆる~く改善方法を考え続けていれば、ふと良い方法に行きつくかもしれません。良いアイディアが浮かぶ日をゆる~く持ち続ける心のゆとり、遊び心も大事にしてください。

 

小学校の?なルール(教科書編)

教科書を全部持ち帰っていますか?

小学校にはいろいろな、?が付くようなルールがあると言われています。今回はよく取り上げられる「なぜ毎日教科書を全部持って帰らなければならないの?」について考えたいと思います。

*仙台うみの杜水族館:サンゴ


今まで勤務した中で、教科書を全部持ち帰らせていたのは、30年くらい前まででしょうか。最近では週に一回の教科の本などはすべて教室で預かっていました。昔は「時間割を合わせて用意をするのも勉強の一つ」と言っていたように思いますが、週に一回しかない教科の用意は忘れやすく、本を忘れると使うとき困るという難点があります。家で復習や予習をすることがない教科であれば、忘れてくるリスクがなくなる分、預かっておいた方が良いのです。ランドセルも軽くなりますしね。難点は置いておく場所の確保と、学年末に返すのを忘れてはいけないことくらいでしょうか。

そうです、ランドセルを軽くしようと思ったら、家で必要な分以外の物を学校に置いて大水槽

最終的には、今は持ち運んでいる一人一台の情報端末も、学校用と家庭用に一台ずつあれば、宿題や手紙もほぼペーパーレスにできるし、持ち物も大幅に軽くなります。・・・これは多くのお金がかかるのですぐにはできないかもしれませんが、コロナ対策で一人に一台があっという間に達成できたのですし、やればできると思うのですが。

また、その時に家庭への連絡に使うツールや授業用のソフトなども全国で統一すれば、先生同士がお互い作ったものを共有できるのに!もっと言えば企業と連携して、先生の意見を取り入れた小学校用の情報端末とソフトを独自開発してくれればいいのに。   ・・・・夢でしょうか?

*仙台うみの杜水族館:ダイオウグソクムシ

話を元に戻すと、今現在、教科書で毎日持ち帰りが必要なのは、宿題によく使う国語と算数くらいではないでしょうか。体操服やその都度いる教材などはあると思いますが、毎日すべて持ち帰る必要があるのかは疑問です。そのような学校がまだあるのを不思議に思うとともに、そうしている学校は子どもたちの忘れ物の少ない(親の世話が行き届いている)地域なのかしら、逆に何も置いて置けないほど荒れている学校なのかしらと考えてしまいます。

実際に我が子の中学では、学校に置いておくと無くなったり破損したりするからすべて持ち帰るよう言われていて、体育館シューズも毎回持ち帰っていました。もちろんクラブに使う道具も。おかげでリュックはいつもパンパン!重たすぎて1年に1つはリュックが壊れていました。

そんな事情がなければ、家庭学習で必要のないものは、学校に置いておくようにすれば、ランドセルの中も軽くなると思うのです。

これは、各学校で先生方が話し合ってルールを見直せばできることだと思うのですが・・・。

学校という世界では、「何となく今までのルールをそのままにしている。」ということが多い様に思います。どこかからクレームがつかないと変わらない。でも、時代が急激に変わっていくこの時代にあって、学校も時代に合わせてルールを見直していくことが大事ではないでしょうか。このルールはなぜあるのか?子どものためになっているのか?を見直す時期に来ていると思います。

 

夏野菜の収穫 総決算!

夏の終わり 野菜作り総決算

9月も中旬になってきました。まだまだ暑い日が続きますが、家庭菜園では夏野菜が終わりを迎えています。そこで、この夏のシーズンの野菜たちの総決算をしたいと思います。

今シーズン植えた野菜は、キュウリ・なす・ミニトマト・トマト(中玉)・カラーピーマン・万願寺とうがらし・オクラでした。

昨年は、ミニトマト万願寺とうがらしがすごくたくさん採れて、おまけに料理に使い勝手がよかったので、二匹目のどじょうを狙って今年も植えました。結果は・・・


ミニトマトはほぼ割れていて、まともなものは3割くらいでした。最盛期には一度に40個くらいとれたこともありましたが、きれいなのは半分くらい。昨年はとれた数も多く、ほとんど割れていなかったのに・・・・。中玉のトマトに至っては昨年ももう一つでしたが、今年はもっとひどくて、まともなものはほとんどなく数も少なかったです。

万願寺とうがらしは、なぜか今年は成長が遅く、今頃になってやっと取れ始めてきました。昨年2本は、今年は3本植えたのですが、今のところ収穫は昨年よりうんと少ないです。ただ、万願寺とうがらしはまだ収穫があり、最近の方が大きくきれいな形なので、もう少し様子を見たいと思います。


キュウリ
は、昨年は「うどん粉病」ですぐに枯れてしまったので、今年は「うどん粉病」に強いタネから苗を作ったり、「うどん粉病」に強い苗を買ったりしたのですが、やはり「うどん粉病」にかかってしまい、昨年と同じくらいの収穫でした。週に2回ほどしか世話をしに行かないので、時にはすごーく大きくなっているし、一度に多くできてしまうし、上手く生産調整できればいいのにと思います。もともと、キュウリは収穫できる時期が短い野菜なのではないかと思います。

なすは昨年、期待以上に多く取れました。今年はやはり昨年に比べると不作です。そして、今年のなすは皮が固い!苗を選ぶときの品種にもこだわらないといけないというのが今年の反省です。

*カラーピーマン赤の木

*カラーピーマン黄色の木

知っていますか?カラーピーマンも最初は緑色をしているんですよ!そのまま木に置いておくと黄色や赤に変化します。早くとったらただのピーマンになんです。特に赤はきれいに色が変わるのに時間がかかります。まず黄色っぽくなって、それから赤に。日の当たるところと当たらないところでも色が違います。じっくり待つときれいなおいしそうな色に変わるのです。今年の発見です!

最後にオクラ。畑に植えると恐ろしく大きくなり、たくさん花を咲かせ多くの実を付けました。週2回しか行かないことを考慮して、大きくなっても美味しい品種にしたのですが、それが大正解!10㎝越えでも食べられます。それでも4日も経つと15㎝以上に育ってしまい、カチカチで食べられなくなってしまいます。ある程度までの大きさのものなら、硬くても炊いて食べることができますが、触ってカチカチのものは粘りがなくなり、食べても筋ばかりで美味しくなかったです。家のオクラもそうですが、まだまだオクラは収穫できそうです。

今年は全体的に取れ高があまりよくなかったです。天候不順もあったでしょうが、土にも改良が必要かとも思いますので、来年は土も工夫して再度チャレンジしたいと思います。

暑い中ですが土いじりも楽しいです。子どもたちにも経験させたいですね。

冬野菜はどうしようかと今思案中です。

*ある日の収穫

 

 

小学校の?なルール

新聞などでも何度も取り上げられている小学校のイマドキ?と疑問符が付くルールありますか?

例えば、「欠席連絡は連絡帳で」とか・・・。「すべての教科書を持って帰る」とか・・・。「PTAの役員をしなければいけない」とか・・・。

*那谷寺

その中で、「欠席連絡は連絡帳で」について考えてみました。

私が勤めていたところでは、ほとんどの欠席連絡は電話でした。かつては(20年以上前)は連絡帳でしていましたが、連絡帳を児童に届けてもらうのが危ない(連絡帳を託した児童がその途中で事故にあったら困る)ということで、連絡帳での欠席連絡は兄弟姉妹が届けてくれる以外はありませんでした。なので、この話が新聞等で出るとイマドキ?まだ連絡帳?と思いました。

けれども電話対応も大変な時もあります。例えばインフルエンザなどが流行しているときは職員室の電話が鳴りっぱなしになるとか、電話を受けた先生と担任の間で行き違いになるなどです。一般の会社と違い、ほとんどの学校では電話があるのは職員室で、担任がいるのは教室です。教室に上がってしまうと担任は電話に出られません。職員室に職員が必ずいるとは限りませんし、いちいち伝達に行けない時もあります。電話の台数も限られています。

どちらにしても不都合なことはあるのですが、電話の方が児童の手を煩わせない分良いと思います。

ほとんどの学校で児童一人一台の端末機が入っているのになぜメールでできないの?という点については、先生が保守的で、新しい技術にうといというところもあるでしょう。なにせ教育現場や行政機関のIT化は、企業に比べ格段に遅いですから。でも、近い将来、どこの学校でもお家からの端末で欠席連絡を入れるようになるでしょう。児童の一人一台の端末などを利用すれば、欠席連絡やお手紙のペーパーレス化もできるはずなのです。

でも、端末から連絡を入れられるようになったとしたら、子どもが勝手に欠席連絡を入れるということもできてしまい、親の知らない間に学校をさぼっていたということもあるかも・・・。どちらにしてもどのような方法でも一長一短はあるのです。

*叡福寺


幼稚園児が送迎バスに放置された事件がありましたが、小学校では子どもが登校時に事故や事件に巻き込まれる危険や、ネグレクトなどの事案もありますから、毎朝出席を取った時にいない児童には家庭への問い合わせをします。(少なくとも私の勤務した学校はすべてそうでした。)出席の把握と欠席理由は、特に今の時代きちんと管理できていないとダメだと思います。

結局、保護者の利便性を考えても、先生の人員確保やどの学校でも使いやすいシステムなどが必要です。できれば、欠席児童が教室ですぐに把握できて、まだ出席していないのに連絡のない児童が職員全員で把握できるようなシステムが。

児童の一人一台の端末などを利用して、欠席連絡やお手紙のペーパーレス化をするには、全家庭のネットワーク環境やシステムを運営管理する人が必要になります。そう考えるとみんなが使いやすく、子どものためにも保護者のためにもなる学校運営をしていくには行政の力が絶対必要です。

また、地域や学校によって全然違うのは困りますよね。できれば、日本中どの学校に行っても、学校との連絡方法が一緒の方が便利だと思うのですが。

薬師寺