二学期ですね
夏休みもそろそろ終わりを迎え、2学期の始まりは子どもたちに気を付けないといけない時期ですが、先生にとってしんどい時期でもあります。
中には2学期を迎えられずに辞めていく先生も多いのです。
その理由の一つがモンスターペアレント。
理不尽な文句を言う親なのですが、案外知らずにモンペになっている方もいるのではないかと思います。
子どもを人質に取られているので文句を言えない・・・これは遠い昔の話。
子どもが言うことをうのみにして、または、周りの言葉だけで判断して文句を言いに来る・・・これが多いのです。
本当は、子どもの教育のために親と教師は手を取り合って進んで行かないといけないものなのに、対立軸になってしまうと子どもにもいい影響は出ません。
そして、何回か痛い目に合うと教師の方も親との会話を恐れて逃げ腰になってしまう。
特に若い教師は「子育てもしたことがないのになにがわかる」という態度で来られると萎縮してしまいます。
教師は教育のプロなのですから、子育ての経験はそれほど関係がないのです。
長年教師をしてきて子育ての経験が役に立ったと思ったのは、保護者対応でした。
親の気持ちがわかるという点です。
我が子のためには、学校や先生に文句を言うのではなく、親と学校がお互いの意見をすり合わせていかなければならないのです。
話し合って意見が合わなければ、他の先生(管理職など)も入ってもらってもいいでしょう。
でも、あくまでも子どもの教育を考える話し合いでなければなりません。
これは、暴力を振るうなどの法律を犯すような教師を擁護するものではありません。
ただ、多くの先生は子どもたちの為に頑張っています。
自分の方針と違うとか気に入らないからという理由で、文句を言うだけの親にはならないでくださいね。