いよいよ入学
4月に小学校入学を控えた保護者の方、特に初めて子どもが小学校に上がる時は、子どももそうですが親もドキドキですよね。
ちゃんとやって行けるのか?いじめられないか?勉強は大丈夫なのか?
心配の種は尽きませんが、子どもの成長をとても頼もしく思う時期でもあります。
そこで、新入学にあたり気を付けてほしいことを3回に分けてアドバイスさせてください。
もちろん家庭の事情でできないこともあるかと思いますが、注意すべき点を知った上で工夫すればいいのです。
保護者の方が心配しすぎないで
子どもたちは当然ドキドキです。
でも、保護者の方が不安になると当然子どもたちはもっと不安になります。
どっしりと構えてください。保護者が支えてくれるという心のゆとりが子どもたちを前向きにします。
「何があっても大丈夫」くらいの気持ちでいてくださいね。
これは入学してからも同じです
不安になるとついつい「いじめられていない?」「いやなことなかった?」など不安を探す質問をしてしまいます。
すると子どもも「いじめられたこと」や「イヤだったこと」を一生懸命思い出そうとします。
毎日その質問をしていると学校であったイヤな事を覚えておこうとします。
子どもにとってはすべてが新しいことですから、多くの子どもはどんどん刺激が加わり、記憶が塗り替えられるのでどんどん忘れていきます。
「どうだった?」と聞いても答えられない子の方が普通なのです。
子どもたちは自分のことを認めてもらうために聞かれた質問に真摯に答えようとしますから、
聞くなら「楽しかったこと」や「嬉しかったこと」「びっくりしたこと」「初めて知ったこと」などを聞いてあげることのほうが大事です。
そして、根掘り葉掘り聞くよりは、子どもが聞いてほしい時にしっかり聞くことが大事です。
途中で遮ることがないようにして、最後まで聞いていると自分で考えをまとめることも出来るようになります。