「親離れ」していますか?
子どもは大きくなると親離れしていきます。
小学校に入ると、一気に世界が広がって、自分の考えでいろんな所へ行くようになります。
行動範囲が広くなり危なっかしく見える時期ですが、成長過程としては当然のことです。
ここで、「見守る」ということが出来ずに、いつまでも行動を制限して親のテリトリーの中に閉じ込めてしまうと、のちのちの成長にも影響してしまいます。
子どもが成長するのに必要なのは、手出し口出しではなく「見守り」です。
よく言われることですが、子どもは生まれ落ちた時から「別人格」、一人の人間です。親の物でも付録でもありません。つまり、思い通りになどできないものなのです。
子どもが思うようにならないのは最初っから覚悟してください。
でも、守り育てる対象であることは間違いありません。
そこをしっかりとわきまえて、自分の人生と子どもの人生を分けて考えましょう。
それが子離れです。
個人懇談でよくおススメしたのが、自分の楽しめる時間を作ること、趣味を楽しむことです。あまり子どもばかり見ていると視野が狭くなってしまいます。
視野の中には収めつつ、見つめ過ぎない・・・ここが大事です。
目も離してしまうと子どもは不安定になります。見守られている感はとても大事なのです。
お仕事で忙しく普段かかわりが少ないという方は、見守っていることをいつでも子どもに伝えてください。
普段から子どもとの時間が多い方は、子離れの仕方を考えてみてくださいね。