きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

立山黒部アルペンルートの旅8

いよいよ最終日・・・いい天気になりました

高原バス(約50分)


10時に高原バスで室堂をあとにしました。出発地点は「雪の大谷」です。前日は歩いて見学したところを今度はバスで通るとまた違った景色に見えます。バスの窓からでもやはり雪の上は見えません。壁のような雪は素晴らしいけれど、歩いたほうが雪の高さや地層のように積もった雪が実感できます。「雪の大谷」は是非歩いて見てください!

この辺りは日本でも有数の豪雪地帯で、今年は最大積雪13mだったそうです。ちなみに昨年は18mで、過去の最高は24mだそうです。13mでも圧倒的な雪の壁です。秋、雪の降る前に道路の端に高い木の棒を立てておくのだそうで、まだ棒が立っている所や雪で折れてしまった所などがあります。昔はこの棒を頼りに除雪していたそうですが、今はGPSでしているそうです。

バスで下っていくと雪が次第に少なくなり、終点「美女平」に着くころには春の風景に変わっているのです。夏に来ると弥陀ヶ原の湿原は高山植物が咲き乱れるのですが、それは6月ごろから。でも、この時期の冬から春を一気に体験できるバスからの景色もなかなかのものです。


立山ケーブルカー(約4分)

 


ついにアルペンルート最後の乗り物ケーブルカーです。このケーブルカーには下側にワゴンのようなものが付いています。「くろよんダム」を作った時に資材を運んだもので、今でも登山客などの大きな荷物を運ぶのに使っています。ワゴンがついているケーブルカーは、日本ではここだけだそうです。

ケーブルカーで着いた立山の駅から私たちは昨日のバスに乗って富山駅に。

 

富山エクセルホテル東急でフレンチの昼食

予約する時、食事のことはほとんど気にせずに申し込んだのですが、今回の旅はフレンチが2回も!富山に来ているのに海鮮の昼食が無いということに今更ながら気が付いたのでした。ステーキも美味しくて満足ですが、本当なら最後富山の海鮮料理で〆たいところでしょう。まあ、少し残念ではありましたがそこは仕方ない、帰る電車の中でいただく夕食に・・・。


このエクセルホテル東急のレストランはこのホテルの最上階にあり眺めは抜群です。大きな窓からは立山連峰の雪をかぶった姿を望めます。素晴らしい景色を眺めながらの食事は最高です。お腹もいっぱいになって残す目的地はあと一つだけです。