きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

子どもたちを守るために

本当に許せません!

子どもが帰宅時に家に押し入られて被害にあっていた事件の犯人が逮捕されました。無防備な子どもを用意周到に狙っていたなんて、本当に卑劣な犯行です。被害にあった子どもたちは本当に怖かっただろうし、心に深い傷を負ってしまったと思うと本当に腹立たしい思いでいっぱいになります。でも、このような犯行は以前からも繰り返されているのです。子どもたちを守るにはどうすればいいのでしょうか?

*近くの公園の紅梅


この犯人のようにずっと監視しているなんて本当に怖いですよね。いつも周りには悪い人がいるということを子どもたちに伝えておくしかないでしょう。実際この事件のことを話しましたか?まだの方はやはり、きちんと話しておいた方がいいです。過去にもこのような犯罪はありましたし、報道されると模倣犯なども出てくるかもしれません。

そして、自衛手段としては、新聞などでも言われているように、帰ってきたときは大きな声で「ただいま」と言うことや、カギを開ける前に後ろに人がいないか確かめること、すぐにカギを掛けたら誰が来ても出ないのが大事です。


でも、何度言い聞かせても、子どもはすぐに忘れてしまいます。それをどのように忘れなく実行させるかが一番考えないといけないところです。毎朝声掛けしても帰りには忘れていたり、毎日言われているから余計に軽く受け止めてしまったり・・・。

きちんと習慣付けるために、家の前に「カギを開ける前に周りを確かめる」と張り紙しておくとか、鏡を設置して後ろが見えるようにしておくとか、カギを取り出したら見えるようにストラップにして注意書をつけておくとか、とにかく忘れないように注意喚起することです。

それと、カギを首からぶら下げている子が多いのですが、ついつい服の外にかけていて、カギを持っているのがすぐわかる子をよく見かけます。学校でも注意をしていましたが、体育で着替えた時上からかけたままなんてよくあることです。なので、首から下げるよりランドセルの落ちないポケットに入れるなどの方が学校へ行く時は良いと思います。ただ、遊びに行くときに入れ替えるのが面倒とか、家の前でランドセルを下ろすのは危ないとか、住宅状況や子どもによって事情が違うでしょうから、どのように持ち歩くのが一番なくしにくく、犯罪に巻き込まれにくいかを家族で考えてみてください。その時、子どもの意見も聞いてくださいね。どんなに良い考えでも子どもが嫌がってしなければなんの意味もありませんから。

元興寺の白梅


もう一つ、カギはすぐに番号を読み取られないようにキーカバーをかけてください。と言っても、今はいろいろなカギがあるようですからこれも一概にはいえませんが。

子どもたちを守るには、残念ながらまずは自衛しかありません。毎日でなくても時々は危ないことがあることを教えることと、常に身を守るための方法を親子で話し合い、バージョンアップしていくことが防犯意識にもつながると思います。