きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

給食指導 気を付けて2

さあ、給食指導が始まります(ました?)

いろいろな子がいるクラスで

どのように指導すればいいのでしょう?

私は現役時代、「イヤなら減らしても良いけれど、とにかく一口は食べてみよう」と指導していました。

 

そして、たくさん食べたい子もいるから、お代わりできるようにいらない分は先に減らしておいて、もし食べられるなら後でおかわりすればいいと。

 

給食のもう一つ大事なことは、自分の食べられる量を知っておくことだと思うのです。

無駄を出さないためにも、「食べ残す」と誰も「おかわり」できません。

先に減らすためにも自分の食べる量を知っておくことが大事です。

これは家庭でも同じことだと思います。

 

沢山食べる子が多いクラスだと給食が足りなくて、残しているクラスにもらいに行くこともありました。

ムリなく残食を減らす工夫も大事だと思います。

フィンランドの給食

でも、美味しくないから残食が多いこともありますよね。

これはこれで給食を作る側の反省点として受け止めないといけないと思うのです。


つまり、無理に完食しなくても良いと思うのです。

 

ただ、時間は・・・

決められた時間がある以上、残念ながらだらだらと食べさせるわけにはいきません。

そこは、保護者と話したうえで、時間になったらやめさせることも大事です。

*イギリスの給食

 

イマドキ、掃除中や授業時間まで給食を引きずることは✖です。

 

食事は美味しく楽しいほうが良い!

 

みんなが楽しく給食を食べるためには、子どもたちへのきめの細かい配慮と工夫が必要です。

給食指導 気を付けて1

いよいよ新年度

早いところでは明日から給食が始まるのではないでしょうか?

学年最初の給食は、給食苦手な子にとってはドキドキです。

この先生はどこまで許してくれるんだろう???

近年「完食指導」についての批判が強まっています。

学校での完食指導によって「会食恐怖症」になった方もいるのです。

 

教師として給食指導をどう考えるのかが問われることになります。

SDGs的に言えば、出された給食は完食する方がいい。でも・・・・

 

40年小学校で指導してきた私はというと、完食にはこだわらない方でした。

 

なぜなら私もあまり給食が好きではなかったから

 

当時のクジラの肉(今では高級品?)大嫌いでした。

けれども、時代ですから食べていましたけどね。

量を増やされたら・・・もっと嫌いになっていたでしょう。

 

 

子どもによって食べる量は全然違います。

いつもお代わりする子、残す子、時間がかかる子、早食いの子。

本当に少ししか食べない子もいるし、偏食の子もいます。

 

少ししか食べない子に無理に食べさせるのは拷問に近いことなのではないかと思います。

ただ、初めて食べるものを嫌がる子もいます。

 

学校の給食家庭の料理には出なかったものも出てくるし、見た目が美味しそうでないものもあります。

 

「食べたことがないから食べない」はもったいないです。

 

食の世界を広げるのも給食の指導の一つではないかとも思います。

                  ・・・つづく・・・

クラス替えを考える2(親の心構え)

クラス替え発表!その日・・・

始業式から帰ってくる子どもたちの顔色で、思いがかなった?外れた?かわかるでしょう。

 

好きな友だちと一緒になれたか?先生は誰だったか?

 

どのように対応しますか?

 

うまくいった時は何もしなくていいから安心ですよね。

 

暗い顔して帰ってきたら・・・・

まずはその原因を聞いてください。

聞くだけです!同調することも意見をさしはさむこともしないで親身に聞いてあげてください。


そして、少しだけサービスしてあげてください。

好きなおかずにするとか、今度遊びに行く約束をするとか・・・。

 


クラスは
水ものです。やってみなければわかりません。

先生も同じで、世間の評判より本人に合うかどうかです。

 

最初から親子で「合わない」「いやだ」と決めつけるとそこから抜け出せません。

 

「やってみなければわからない」ということはしっかりと伝えていきましょう。

そのためには、まずは説教よりニコニコ笑顔で元気づけることです。

落ち着いてから少しずつ「やってみなければわからない」ということを伝えていけば良いのです。

 


学年によって個性
があります。おとなしい学年、やんちゃな学年。

それぞれ心配な事が違います。

おとなしい学年は楽そうですが、もめ事を知らずに育ってしまいます。

やんちゃな学年は大変ですが、その中でいろいろな対処法を学びますから将来のためになります。

 

 

親としては子どもがめげないようにエネルギーをチャージしてあげることが大事です。

 

桜咲く中、始業式が楽しみですね。

クラス替えを考える1

もうすぐ新学年!

新学年の始業式というと、クラス替えが心配な方も多いと思います。


 

誰と一緒になるのか?    担任の先生は?

 

誰とでも上手くやっていける子であれば、親としてさほど心配ではないかもしれませんが、そうでない方も多いのではないでしょうか。

 

まあ、中には学年1クラス「クラス替えなんて6年間ない。楽しみは担任だけ。」というところでは、クラス替え自体がうらやましいかもしれませんが。



昔は2年に一度のクラス替えが多かったのですが、近年は毎年クラス替えの所が多いようです。

 

理由として、2年間も担任することがしんどい学校が増えてきたからだと思います。

うまくいっているなら2年持ち上がるほうが楽ですし、子どもへの理解も進みます。

でも、しんどいクラスなら・・・・1年で変わると思うほうが楽です。

それは教師の側のことなのですが、子どもの立場では・・・

 

毎年クラス替えがあると・・・

 

多くの友だちに巡り合う機会があるし、うまくいかなくてもリセットできる。また、子どもの位置関係が固定しない

などなどメリットの方が多いと思います。

変化が苦手という子にとっては、毎年変わるのはしんどいかもしれませんが、それでも馴染めないクラスで2年間過ごすよりはいいでしょう。

 

つまり、どの子にとっても毎年クラス替えがある方がいいのではないかと思います。

個性豊かな子どもたちが多く家庭の考え方もバラバラな今の時代に、すべての子が上手く適応できるクラスはなかなかありません

 

クラスでいろいろな問題が起こるのは当たり前と考えておいたほうがいいのです。

うまくいったら儲けものなのです。

春は・・・忙しい!

急に暖かくなって一気に春本番という感じです。


暖かくなるのは嬉しいけれど、暖かくなるとしないといけないことが・・・

 

畑用の苗作り

そうです。実家の畑用の苗を作っておかないといけない。

苗は買うことが多いのですが、生協のパンフレットを見ているとついつい変わり者の種子を買ってしまう

 

今回は、「コクウマカボチャすずなりバターナッツ」「マイクロキュウリ」「白丸ナス」の3種類。

 

名前だけでも楽しそうでしょ。おまけに育てやすくたくさんなる」と書かれていたら・・・買うしかないでしょう。

 

ただ、買う時はいいのですが、時期が来るとタネをまかないといけない。

3つの種子をいっぺんに植えるとしたら

「今でしょう!」

ということで重い腰をあげて種まきをしたのが4月1日



次のお仕事はスイレンとハスの植え替えです。



うちの睡蓮鉢にはメダカたちがいます。

奇形が生まれないように、毎年新しいメダカを入れているのですが、先日近所の人に黒メダカをいただいたのです。

 

ということは・・・・

睡蓮鉢の掃除も兼ねて植え替えをしないといけない!

となったのです。

*捨てるのが可愛そうで瓶に植えてみたスイレン

 

メダカの生存確認をして、入れるメダカを分けないといけない。そのためには睡蓮鉢から植物を出さないと・・・⇒植え替えとなるわけです。

 

このスイレンなどの植え替えはなかなか大変!

 

*きれいになりました


なにせ泥の中の植物ですから泥だらけになってしまいます。

睡蓮鉢からメダカを救い出すのも重労働・・・

半日かかって3つの鉢を掃除して植え替えました。

メダカたちは、次の日に鉢に返すまでバケツで待機です。

*メダカ待機中

まったく、春は忙しいdesu///

もうすぐ入学ですね!(その3)

新入学を迎える保護者の方にアドバイスの三回目

来年新入学を迎える方にも知ってほしいことです。



4月~5月は今までの生活で

小学校に上がるのを機会にお仕事を考えている方もいると思いますが、今までと生活が変わるときだから、子どもは結構無理をします。支えてほしい時もあるのです。

 

保護者も新しい生活になると支えてもらえるのか不安になります。

 

実際に保護者の方もしんどくなって支えるゆとりがなくなり、子どもがますます不安になったなんてこともあります。

時間的にも4月いっぱいは早く帰ってきたり行事があったりと保育園や幼稚園の時より自由に動ける時間が少ないと思います。

 

そしてなにより、今までいつでもお家にいたのに、「帰ったらいないかも・・・」というのは子どもにとっては恐怖です。

できれば、お仕事は6月以降の子どもが学校に慣れてから始めるほうが良いです。

もし、4月からの仕事を決めたのであれば、子どもの様子をしっかり観察してください。

 

あまり調子が良くないようであれば辞める勇気も必要かも・・・

長く我慢させてしまって、不登校になった子もいます。

簡単なようで実はかなりハードルが高いのが小学校入学です。

すんなりいくかどうかは子どもによって千差万別

やってみなければわからないところが多いです。

 

特に保育園や幼稚園で行き渋りがあった子どもは要注意!

 

ドンと構えて注意深く見てあげてください。



そして、ここからは来年入学の方に・・・

早く働きたいなら、本当は、新入学の一年前に仕事を始めるほうが良いです。

一年間、自分も子どもも慣らしたほうがかえって楽ですから。

 



明るく陽気なイメージのあるですが、実は案外体はしんどくなる時期です。

 

のんびり、ゆったりが一番です。

がんばりすぎると5月ごろにしんどくなるので気を付けてくださいね!

 

今年はが満開の中の入学式になりそうですね。

がんばる子どもたちに乾杯!

 

もうすぐ入学ですね!(その2)

新入学をするにあたり気を付けてほしいことの二回目です

いよいよ4月になりました。入学式は地域により様々ですが、新学期まではもう少しありますね。



学用品の準備はできていますか?

新入学は、いろいろな物をそろえたり、それらに名前を書いたりと準備するのに結構お金も時間もかかりますね。

 

学校からのプリントをよく読んで準備してください。

 

特に一年生の時は一斉指導の時に他の子と違うと困る事もあります。

また、買い直すのはとてももったいないです。

 

学校によって、また、学年によっても違うことがありますから、上の子と同じではないかもしれません。気を付けてください。

準備は一緒に!

物をそろえたり、名前を書いたりするのも子どもと一緒にできるといいですね。

 

子どもに名前を書かせると読みにくいですから書かせるのではなく、大人が書くにしてもシールを貼るにしても、ここに名前を書いてあると子どもが知っていることが大事です。

 

また、大人だけで勝手にしていると何が入っているか知らないなんてことにもなりかねません。

 

自分の物とわかって大事にすることが一番ですから、時間がかかっても一緒にしましょう。



一人で学校までの行き帰りが出来ますか?

集団登校があったとしても、少し慣れると冒険したくなるものです。また、帰る時友だちと話していて一人になったなんてこともあります。

 

ひとりで行き帰りが出来るようにしておきましょう。

この春休みの間に何回か学校まで散歩しておきましょう。

自転車でなく歩いて、必ず往復の道を確認します。

行きと帰りでは道の見え方が違います。

帰りに迷っちゃったという子もいますよ。