きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

東北旅行記(プロローグ)

金色堂


なぜ東北旅行なのか?

昨年行った東北は私史上2回目、と言っても1回目は子どもが小さい時に夏休みの2泊3日ツアーで、めちゃくちゃ忙しくあまり覚えていません。

覚えているのは、家族全員でこけしの顔を書いたこと(家に残っています)と蔵王の露天風呂に入ったこと、松島の遊覧船で退屈だったこと、それと添乗員のお兄さんが一生懸命用意してくれたカブトムシを朝早くから公園のようなところに探しに行ったこと。なぜお兄さんが用意したとわかったのか?カブトムシがいないはずの木にカブトムシがいたのです・・・。誰一人とれなかったら困るから、用意してくれていたようです。「添乗員さんも大変だ~。」と思ったのを覚えています!

実は東北は学生時代に行くはずだったのですが、計画を立ててくれていた友だちが行けなくなったのでやめたということもあり、ゆっくりと行ってみたいというのがかねてからの念願だったのです。やっと思いがかなったのが昨年でした。

東北というと・・・

東北というと日本三景松島、平泉の金色堂奥入瀬渓流、八幡平、小岩井農場などが有名だと認識していました。そのうちの奥入瀬渓流と八幡平は是非見たいと思っていたのです。そして、折角行くのなら少し足を延ばして、世界遺産になったばかりの三内丸山遺跡にも、という意見も入れて夫が綿密なプランを立ててくれました。

そして、昨年の旅行があまりにも上手く運んだので、今年も行こうということに。なぜなら行きたくて行けなかったところが・・・。「恐山」!泊るところからかなり遠いのですが頑張れば行ける!ということで今年も行こうとなったのです。すると、下の娘が「恐山なら行きたい!」と参加することに。おまけに、折角行くなら「即身仏」も見たいということでなかなかハードな計画を、またまた夫が立ててくれたのです。

我が家の旅のスタイルは

私たちの旅のスタイルは節約旅行です。できるところは節約してその分また違う旅行に行きたいと思うタイプなのです。そんな私たちにトラピックスはジャストフィット。あとクラブツーリズムのツアーも好きです。普段近くに旅行する時は宿を自分で予約して車で行くことが多いですが、最近近くのJTBにお願いすることも増えてきました。早めに宿と交通手段(飛行機、船、レンタカー)をセットで頼む時は意外と安いのです。

これは余談ですが、さてさて、どんな旅になったのか東北旅行記は続きます。

*恐山

 

 

デジタル難民・・・誰か助けて!


ブログをリニューアルしたのですが・・・

「とにかくやるからには本気で」とブロブを始めて四か月。だんだん記事を書くのが楽しくなってきました。仕事がなくなった代わりに「できれば、誰かの役に立っているといいなあ」と思いながら書いてきたのですが、楽しんでいる自分もいることを感じています。

4月に「本当に私にできるのか?」と思いながら、「とりあえず前に進もう!やってみよう!」と本を見ながら「きぬさや教育塾」と「きぬさや先生の部屋」の二つのブログを作りました。今考えると間違いだらけです。

そして四か月経って、「もう一歩前に」という思いで、今回二つを合体させて「きぬさや自由帳」にリニューアルすることにしました。

子育て真っ最中の方にも、先生方にもみんなに知ってもらったほうがいいのではないかと考え、一つのブログにまとめました。お互いの事情がわかったほうが、分かり合えるのではと。

箸休めの日々のつぶやきや旅日記も、何かの参考にしていただけたらうれしいです。

「きぬさや教育塾」の方はこのブログに反映されていないので、少しずつ移すつもりです。   本当にうまくリニューアルできたのか心配です!

ニューアルしてみて、フォームをさわると途端にわからないことだらけ!本を片手に老眼鏡をかけ、虫眼鏡で拡大して3日がかり。た~いへんでした!デジタルの世界は日々変化しているので、本を見ても「あれ?画面が違う!」なんてことがいっぱい。あるべきところにない!言葉が変わっている!なんてざらにある。そして言っているカタカナ言葉がわからない。調べても調べても・・・。誰か助けて!  誰か代わりにやってー!

まさにデジタル難民になった気分です。

PCが初めて学校に導入された時、子どもに一人一台の情報端末が配られた時、必死でついていけるように勉強しました。スマホを初めて持った時も「最低限の機能だけは」と、時間を気にしながらさわりました。でも、ますます速くなるデジタル改革にいつまでついていけるか心配です。

もっと時代が進んで「やりたいことが誰でも簡単にできる」「むずかしい、新しい言葉を知らなくてもわかる」ようになってほしい!切実な願いです!!

とりあえず、デジタル難民にならないよう(もう半分足を突っ込んでいるが)がんばるぞ!

 

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全国学力調査に思うこと

全国学力調査の結果が届きましたか?

4月に行われた全国学力調査の結果についての記事が新聞に載っていました。例年のように各校で結果を分析して教育計画に反映させるのでしょう。

結果が出るたび[「自治体や学校間の競争ではない、その結果から問題を洗い出し解決に役立てる物だ」と言われていますが、実際はやはり順位が付き正答率が出ると、去年より上がった下がった、市の中で何番目などが話題になり、管理職はプレッシャーをかけられているように思います。

また、正答率の上がり下がりを比べても、比べているのは昨年の子で、学年によって学力に差があるのに、違う子と比べる意義があるのでしょうか。日本の国の動向を見るためなら、自治体に順位はいらないはずです。子どもに結果を還元したいなら、個人がどう伸びたかを毎年調べないと意味がない。

正答率を上げるだけなら、同じような問題を何度もやって慣れればいいのです。実際、中学校の受験をする子はこのようなテストは得意です。過去の経験からも受験する子が多いと学年の平均点が高かった。

学力調査の目的はそこではないのだから各自治体、特に行政のトップの方々はそこをよくわかってほしいと思います。この学力調査に40億円もかかっているそうです。そうでなければ、折角のかけたお金が無意味になってしまいかねません。

一昨年、小学校では自ら考える力を養う「探求学習」を重視する新しい学習指導要領が導入され、一人一台の情報端末が配られての今回の調査です。今回情報機器をうまく使えているところが学力が向上していると記事にありましたが、そのような情報はとても大事だと思います。

情報端末を学習の全てにおいて使うのはかえって良くない、というのは早くから導入している国で言われていることです。あとから導入した国の利点としてそれらを生かしていければいいのですが。教員が使えるようになるのに時間と労力が必要なことも忘れないでください。みんなが得意ではないのです。

「探求学習」を行おうとすると授業時間が足りない。学習内容をすべて網羅して、探求学習を行うためには教員の緻密な計画と準備の時間が必要です。特に基礎学力のしんどい子が多い学校では、なかなか探求までいかないことが多いです。

また、学力は生活レベルと関係しているのは言われていることです。

それらも踏まえて、せっかく行った学力調査、教員が時間を割いて行った分析を生かして学校をサポートする人材配置や予算措置を行政はしっかり考えてほしいと思います。

ISS人工衛星きぼう(航空宇宙博物館)

 

スポーツと子ども

スポーツ好きですか?

昨年は東京でオリンピックが開かれ、今年はサッカーのワールドカップが開催される年です。子どもたちの習い事の中にはスポーツクラブもたくさんあります。

今、小学生や中学生の大会のあり方が問われています。勝負にこだわり体に無理をさせたり、汚い言葉で相手チームを罵ったり。教育としてのスポーツにふさわしくないのではということです。

私はこの意見に大賛成です。小さいときから勝負にこだわりすぎるのは良くない。周りの大人が熱くなって子どもが置き去りになるのも良くないと思っています。

担任をしていて疑問に思ったことが何度もありました。

運動神経抜群でどんなスポーツをさせてもできるA君。野球チームに入ってピッチャーをしていました。でも、6年生の時肩を壊して体育も休みがち。小学校の時から肩を痛めるような練習をさせるの?と疑問に思いました。幸い彼は野球を続け、スポーツ推薦で野球の強豪校に進み、甲子園に出場できました。彼は治って野球を続けられたから良かったけれど、小学生のまだ出来上がっていない体に無理をさせるようなことはやめてほしいと思います。

また、体操を習っていたBさん、技を習得しやすいように小学生でも食事制限していました。なので、クラスで一番小さく軽い。組体操で上に乗ってくれた演技は素晴らしかったですが、体は本当に大丈夫だったのでしょうか?

同じく体操のC君も成長痛に悩まされていました。体が大きくなる時期、骨と筋肉の伸びる時期が違います。先に筋肉をつけてしまうと骨が伸びる時、成長痛がひどいようなのです。これは、スポーツを早くから本格的に始めている子によく見られます。

とてもやんちゃなクラスを持った時、クラスの男子の半分以上が同じサッカーのチームに入っていました。チーム内のもめ事や力関係がクラスに持ち込まれ争いが絶えませんでした。ある時サッカーを授業でしていると反則。注意すると「チームでは見えないように反則してでも競り勝てるようにコーチ言われている。」というのを聞いて、「オイオイ、プロの世界ではそうかもしれないが、小学生に教えるのにやめてほしい!」と思いました。

柔道の試合で日曜参観に毎年休んでいた子もいました。校内音楽会のために折角練習していたのに。

クラスの子が出ていた試合の応援に行ったら、お母さんたちが相手チームに野次を飛ばしていた。お茶当番のお母さんたちがもめて子どもをやめさせた。コーチのお父さん同士でもめている。などなどいろいろな問題を見たり聞いたりしてきました。

大事なのは、子どもが「楽しくスポーツに取り組む」「体も心ものびのび育つ」環境を作ることだと思います。英才教育が大事なスポーツもあるでしょうが、それこそ本人のことを先の先まで考えて支える人がいなければ成功していないのは、多くのスポーツ選手をみていればわかります。その一握りのスポーツ選手の何十倍、何百倍の選手が途中で辞めているのです。

小さい時だから余計に体の事、精神的なことをきちんとわかった指導者が必要だと思うのです。そして、大会で競わなくてもスポーツの楽しさはわかると思うのですが。

*一人で遊ぶイルカ(仙台うみの杜水族館)

 

旅のお供に便利グッズはいかが?

先日、車の遠出に「尿取りパッド」があると安心という話をしましたが、これから旅行を計画されている人に、最近の私のお気に入り便利グッズを紹介します。

ハンカチ持っていきますよね。

そこで、「なんちゃってハンカチ」。普通のハンカチとどこが違うのか?実は最近よく見かける洗えるペーパータオルや安い不織布の布巾?です。

*とても安かった不織布の布巾?

*洗えるペーパータオル

 

昨年、林間学校に付き添いで行った時(日帰りに縮小されたのですが)、朝いつものタオルハンカチを入れてくるのを忘れて、学校に置いてあった不織布の布巾?を1枚破って持って行ったのです。それがなんと、ポケットに入れてもかさばらず、新しいのに水の吸いも良く、メチャ使い心地が良かったのです。それ以来、特に旅行時に愛用しています。もちろん使い捨てOK。洗って干してもすぐ乾く、汚れたところを拭いてそのまま捨てられる。何枚か用意してもかさばらない。なかなかの優れものです。少し前にスヌーピーの柄の入った洗えるペーパータオルを見つけて購入しました。これもなかなか使い勝手がいいです。ただ、スヌーピーのは、1枚で切ると少し小さい。今は二枚で使っていますが、ハンカチサイズでかわいい柄の「なんちゃってハンカチ」がどこかのメーカーから発売されるのを期待しています。

もう一つは、「たためる洗面器」。これは大浴場のないホテルステイの時には必ず持っていきます。ホテルのお風呂に入る時や顔を洗う時、タオルなどちょっとしたものを洗う時にとても便利です。特に海外では私にとっての必需品です。

*押さえるとぺったんこになり持ち運びしやすい。

お風呂といえば、私は旅行では、ホテルのふかふかのタオルが厚すぎて使いにくいのでマイタオルを持っていきます。旅館でタオルがついているときも、エコの観点からも使い捨てにするのがもったいないし、新しいタオルは水の吸いが悪いので、マイタオルを使います。そして、持ち帰り可能な旅館のタオルは家で使ったり、学校に寄付したりします。薄い旅館のタオルはしぼりやすく乾きやすい。古くなって雑巾にしても扱いやすいので家使いに重宝します。また、学校では子どもが嘔吐した時などに使うタオルは使い捨てなので、いくらあっても足りないくらい。(学校によってちがうかも?)そこで、余った分は保健室に寄付していました。

「なんちゃってハンカチ」と「折り畳み洗面器」結構便利ですよ!楽しい旅のお供にいかがですか?

林間学校がんばれ~!

 

7月になってコロナの患者が急増し、学級閉鎖やリモート授業など大変だったでしょう。書類等の仕事はまだ残っているでしょうが、とりあえずやっと夏休みです。

林間学校ありますか?

今朝、観光バスを見かけました。最近珍しい3台続きだったので前を見ると、大阪市内の小学校5年生。林間学校だ!夏休みに入ったこの時期に林間学校を設定している学校も多いでしょう。「コロナ患者が増えているけれど、行動制限が出ていないので行けたんだ。」と思いながら子どもたちの喜ぶ顔と先生方の感染防止に対する苦労を思いながら無事楽しく終えられるよう祈る思いで見送りました。

ところで、皆さんのところでは林間学校に行っていますか?

自分の小学生のころや、勤めていた40年を考えても、大阪南部では、おおむね行われているところが多いように思います。でも、私は5年生で高野山に行きましたが、2学年下の弟はなかったです。やはり流行り廃りがあるようで、就職してすぐの学校は5年で林間(高野山)、6年で臨海(淡路島)がありましたが、水質汚染と行事の精選で6年の臨海は数年後に無くなりました。週休二日になった時にも行事の見直しで無くなった学校もあったようです。逆に文科省の勧めで1週間行くなら費用の半額が補助されるなんて制度もあったかな。なかなか1週間はきついので制度を利用した学校は少なかったようですが。

行くところも様々ですね。よく聞くのは公営の施設、たとえば「青少年自然の家」などを利用する場合です。良い時期をとるのに抽選があったりとなかなか大変です。また、規制が厳しく、ふとんのたたみ方、シーツのかたずけ方、飯盒炊飯の道具の洗い方など先生が怒られることもしばしばです。でも、公共の施設は料金が安い。

私もいろいろなところに連れて行ったのですが、一番良かったのは洞川でした。山でのオリエンテーリング、川遊び、夜のバーベキューにキャンプファイヤー、きもだめし。アマゴのつかみ取りをしてそれを焼いてもらって食べ、カレーを作る。宿の多くの人のお手伝いがあってできる活動です。民間の宿なので少し高かったのですが換えられない魅力がありました。

普段できない体験をさせてあげられること、グループで協力すること、自然を感じることなど林間にはいろいろな目標があります。学校により子どもによりどこに重点を置いて場所選びをするかは違うと思います。どこに行っても子どもたちにとっては貴重な経験です。

夏休みの後半や夏休み明けに林間学校があるところもあるでしょう。子ども主体で準備させるのは大変でしょうが、自分たちで準備をすることで達成感も倍増です。コロナ対策も大変でしょうが子どもたちと力を合わせてがんばってくださいね。行事がコロナに邪魔されることがない様に祈っています!

*洞川オリエンテーリングの道から