きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

9日の月食見ましたか?

月食に興味ありますか?

9日の月食見ましたか?


かけ始めてすぐ子どもからラインが入り、夜空を見たら雲があって見えませんでしたが、その後もラインで情報交換して盛り上がりました。我が家からが一番雲が多かったみたいですが、皆既の時間が長かったので後半は雲に隠れることなく見ることができました。帰宅途中の娘もいて、テレビの多元中継のようでした。全国的には大げさですが、どこでも月は見えるんだと実感しました。


さて、このような天体ショー、結構テレビなどでは騒がれるのですが、全然興味のない人もいますよね。親に興味がないと子どもも興味がわかないというのが普通です。親に興味があれば子どもも一緒に行動することが多いので興味を持つ。ちょっと世間で騒がれていることなどは、食卓の話題に載せてみるのはどうでしょう。


例えば、どのスポーツに興味を持つのか、どこのチームを応援するかは、小さいときは家庭の環境によるでしょう。家族みんな阪神タイガースファンだったりすると阪神タイガースのファンになる子が多いです。

他にも楽器を弾く親の子は楽器を弾くことに抵抗ないでしょうし、卓球選手の子どもは卓球を小さいときからしている子が多いでしょう。英才教育は家庭環境によることが多いです。


英才教育ほどではないですが、親が多くの事に興味があり、いろいろな事に首を突っ込むと、それを見ている子どももいろいろな事に興味を持つようになります。それは子どもにとって幸せな事ではないでしょうか。いろいろな機会に恵まれるということは自分の好きなものに出会える機会が増えるわけですから。

けれども、間違えないでください。子どもを自分の思う通りにすることはできないのです。テニスのプロになりたかった、ピアニストになりたかったという自分の夢を子どもに押し付けても成功するのはほんの一握り。子どもと方向がぴったり合っていた時だけです。ほとんどは挫折してしまいます。挫折したら子どもに恨まれる結果となってしまうこともあります。

子どもの人生は子どものものです。興味を持つのであれば応援するのは素晴らしい事ですが、あくまでも本人がしたいならです。本人がしたくないのを無理にさせても良い結果は出ません。

「子どもに『やめてもいいよ?』と聞いたら『やる。』と言ったから、子どもは自分で続けると決めたのだ。」ということを聞くことがありますが、本当にそうでしょうか?子どもは親の思いに忖度しますから、親がやめてほしくないと思っていたら、辞めたくても「やめる」と言える子は少ないです。

小さいときから自分の意見が言えるように、家の中でも子どもをひとりの家族として扱ってあげると自分で生きていく力が着きます。

まずは、人生を楽しむお手本を、親が背中で示してあげる事ではないでしょうか。つまり、まずは楽しい人生を自分が送ることが一番の子育てではないかと思うのです。

自分の楽しみもあきらめず、忙しくても楽しく生きていく姿が子どもにとって最高のお手本です。子育て真っ盛り、一番忙しい時どんなことに楽しさを見出すか、体はしんどくても心が楽しめる方法を考えてください。

*ホテルから


私は夏が終わると、冬のスキーの計画を立てて、また仕事では何か新しいことを計画して、日々を乗り切りっていました。皆さんも些細な事でも日々の楽しみを作って、今日を楽しんでください。その中で子育ても楽しんでください。

*スキーからの帰り道SAで