この夏どこか旅行に出かけましたか?
旅行が好きな人も好きでない人も、行きたくても行けない人もいるでしょう。
2学期の初めに「夏休みの思い出」という題で、よく子どもたちにスピーチをしてもらいました。
モチロンどこにも出かけていない子もいるはずですから、楽しかったことでも嫌だったことでもなんでもいいので一番心に残っていることを話すように説明してから・・・・
子どもたちはいろいろな事を話してくれるのですが、「家族でどこかに出かけたこと」を話してくれる子がやはり多かったです。
心に残っているのはやはり家族と共に過ごした非日常のことなのかなあと思います。
では、旅行に行ったことを、どれだけ子どもが覚えているでしょう?
これは、行った頻度によると思います。
私は小学生から高校生までの間の家族旅行はすべて覚えています。全部で7回。少ないですからしっかりおぼえているのでしょう。
うちの娘は・・・年に3回は行っていたので、ほぼ覚えていません。多すぎると非日常ではないのかもしれません。
多く旅行に連れていくのが子どもにとっていいのかどうかはわかりません!
私は、「旅行は自分が好きだから行くのであって、子どもたちには付き合ってもらっている」と思っています。
「子どものために○○してあげている」というのは大人の勝手な言い分です。
小さな子を旅行に連れていくことは、子どもにとっては迷惑かもしれません。
ですから、付き合ってもらうために「子どもの喜ぶ内容」もきちんと盛り込んだ計画を立てるのです。
子どもが小さい時は大人の行きたいところと子どもが喜びそうなところを混ぜて計画しました。
少し大きくなったら、子どもにも行きたいところを聞きました。
全部「子どものため」にということもしないです。
家族で行動するって、年齢層の幅があるからいいと思いませんか?
自分一人なら行かないところも行けるのです。
子どもがいるから行けるっていいですよね!
これは旅行以外でも言えることだと思います。
子どもに「してあげている」という上から目線の考え方にはならないでくださいね。