ちょっぴり寂しい
先日、知り合いから聞いてびっくりしたこと。
それは、大阪のこの地域では名門の公立高校の制服が変わるというものです。
地域で3本の指に入る進学校なのですが、定員割れ。
苦肉の策なのでしょう。
制服に関しては、少し寂しい気がしますが、機能的でユニセックスな制服に代わるのであればその方がいいのかもしれません。
ただ、大阪で高校がすべて無償になったことに関係があるとは思いませんでした。
高校無償化は素晴らしいと単純に思っていたのですが・・・
考えてみると、今までは公立高校の授業料が安かったので、公立高校を目指す人が多かったのですが、私立も無償ということは、公立高校をあえて選ぶ理由はないわけです。
そうなると・・・公立と私立どちらを選ぶ?
校舎は・・・多くの場合私立の方が美しい!
受験指導は・・・私立の方が親切(学校のためには少しでも有名な大学への進学率を上げるため先生方の指導に力が入っています)
なにより、大学の付属校だけでなく私立の大学とパイプを持っているところは、大学に入りやすいところが多い。
それ以外にも私立は、制服が今風ですし、コースもいろいろとあります。
そう考えると同じ学費なら私立と考えるのもわかります。
特に、有名私立大学に多く進学していたレベルの公立高校が定員割れをおこすのも納得します。
これって、少子化に伴う公立高校つぶしの一環なの?
という考えに至りました。
少子化で高校は余ってくるけれど、私立はつぶしにくい。公立はつぶした方が自治体の経費負担が減りますからね。
教育の無償化はとても良い事だと思うのですが、それがこのような事になるなんて・・・
公立高校のあり方が問われることになるのでしょう。
個人的にはあの自由な雰囲気が大好きなのですが・・・