2月26日朝日新聞の記事に
『「代役」教員 研修機会少なく』という記事がありました。
「いまさら・・・」
現場の人はみんな言うと思います。
それだけでなく、新人教員の研修にしても、一年目に研修はたくさんありますが、考えてみてください。
それは、担任を持って、一人前の先生として始まってからの研修なのです。
始まってしまえば新任などと言ってられません。
日々の仕事は他の先生と同じくらいあるわけです。
もちろん校務分掌など学校に関係する仕事は少なめですが、子どもに関しては同じです。
指導教員がいるところもありますが、子どもの授業や生活指導は新人であろうと代役あろうと同じようにするのです。
企業の中に、採用したての新人をそのまま実践投入している企業があるでしょうか?
普通は1ヶ月~半年は研修があるのではないでしょうか?
教員養成大学を出ているからと言っても、教育実習は長くて一ヶ月。
2年か3年の時で、おまけに半分はお客様扱い。
事務的な事や生活指導などは説明だけです。
そう考えると初めの一年で辞めてしまう人も多いのもうなずけます。
二股かけた研修ではなく、じっくり半年から1年は担任を持たないで研修できる環境が大事だと思います。
そして、「代役」教員も、正規雇用しないと人数の確保なできないのではないでしょうか。
きちんと雇用してしっかりと研修する以外に教員の質を確保することは無理だと思います。
教員の人数を増やし、研修を充実させれば、待遇も改善でき、ダークな職業ではなくなると思うのですが。
もちろん給与が低ければよい人材は集まりませんが・・・