子どもとの接し方
新聞に「自分ががんを宣告された時、子どもに話しますか?」を考える記事が載っていました。
皆さんならどうしますか?
子どもの年齢によっても違うでしょうが、子どもからすると、「隠されているのがつらかった」という気持ちの方が強いようです。
実際に教師をしていた時、親の悩み事で子どもが不安になっているのをよく経験しました。
親としては隠しているつもりでも、子どもには何となくわかっているのです。
それほど子どもは親のことをよく見ていて影響を受けます。
ならば、ある程度のことは子どもに話して協力してもらうほうが絶対にいいです!
生まれた時から子どもをひとりの「人」、「一人前の家族」として扱うことはとても大事です。
もちろん、生まれたての赤ちゃんや幼児は一人前とは言えないでしょうが、「気持ちだけでも」ということです。
幼稚園児でも小学校の低学年でも、きちんと「一人前の家族」として扱ってあげれば、子どもたちも「一人前の家族」として答えてくれます。
普段一人前扱いしていないのに、ある日突然「あなたは今日から一人前です」は無理なのです。
また、昨今ドラマなどでも教育虐待を取り扱っているのを見かけますが、あれも、子どもを一人前に扱っていないということなのです。
子どもを一人前に扱っていれば、子どもの意見も聞きます。そして、その習慣があれば、「自分の意見を持って話せる子」に育つはずなのです。
自分の思うように生きられる子が一番幸せとは思いませんか?
子どもを認めてあげましょう!