お宿編(ペンションシ―フォレスト)
*ペンションの入り口
宮之浦港の近くのペンションでした。アットホームな感じで、部屋にはお風呂とトイレも別々についていました。廊下が外なので、まるで風呂トイレ付きのワンルームマンションのようです。ただ、洗面所がお風呂と一緒なので、お風呂に入った後は下が濡れていることと、冷蔵庫がないことが不便でした。冷蔵庫は食堂にあるホールに共用のものがあり、林間学校の時のように食堂にいつも冷たい麦茶を用意してくださっていました。それと、有料ですが洗濯機と乾燥機があり、洗剤はタダでした。
着いた時、まだ早かったのでバスの運転手さんが教えてくれたスーパーに飲み物を買いに行きました。歩いて10分ほどの「わいわいらんど」。中に百円ショップも入っているスーパーでした。今回は晩御飯が付いているのでビールとお茶を。それと部屋に冷蔵庫がないので、百円ショップで保冷バッグをチョイスして、氷で冷やそうと考えました。スーパーによくある無料の氷をいただけるか店員さんに「魚などを持って帰る時用の無料の氷ありますか?」と聞くと首をかしげて「ありません。」と言われたので、ロックアイスを買ってお会計したら・・・。あるじゃないですか、無料の氷!先にレジのそばを探すべきでした。聞き方も悪かったのかな、と反省もしつつ、宿に持って帰りました。そして、まずビールで乾杯!あては鹿児島空港で買った「いもっコロ塩バター味」です。ちなみにロックアイスと保冷バッグのおかげで翌朝までお茶とビール(二日目の分)も冷たく、溶けた氷は空のペットボトルに入れてその日の水分となりました。朝、ビールをホールの共用の冷蔵庫に入れさせてもらい2日目の風呂上りにいただきました。
さて、いよいよ夕食です。
*一日目の夕食
メインはやはり「トビウオ」。今度はから揚げで、「全部食べられるように揚げてありますから。」と言われたのでヒレも食べてみるとパリパリおせんべいのようでおいしい!頭からしっぽまですべて食べようとすると、ちょっとあごの力がいるのと、時たま口に刺さるものがありましたが、おいしくいただきました。
トビウオってもっと大きい(30㎝くらい)と思っていたのに、出てきたものはみんな10㎝くらい。「小っちゃ」と思って、帰ってから調べました。トビウオと呼ばれるものでも50種類くらい種類があるそうで、この辺りのは「アゴだし」の「アゴ」と呼ばれる小ぶりの物でした。そういえば、お土産にも「あごだし」があったな。さすが「だし」になるだけあって味はとっても上品で美味しかったです。
連泊だったので、ちょっと心配だった二日目の夕食、「またトビウオはちょっと・・・」と思っていたら、から揚げでなく、トビウオのすり身で作ったスコッチエッグでした。でも、これならから揚げの方がいいかも・・・。と思うわがままな私でした。まあ、これも美味しかったのですが。
お風呂は、バスタブのある家庭用の風呂だったので、湯船につかって疲れた筋肉をほぐせました。屋久島観光は歩きがメインなので大事な事だと思います。
一日目には少し雲がありましたが、二日目は良く晴れていて、少し外に出ると北の空には北斗七星とカシオペアが、南の空にはさそり座が見えていました。頭の上の夏の大三角はもちろん、天の川も。街灯がないところまで行く勇気がなかったのですが、夏の夜空を十分楽しめました。
*宮之浦港を望む
シ―フォレストは離島らしいほんわかしたお宿でした。
つづく・・・