きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

立山黒部アルペンルートの旅5

黒部ケーブルカー(約5分間乗車)


黒部湖から乗るのはケーブルカーです。なかなかすごい傾斜のケーブルカーで、乗り降りの駅での階段が怖い!おまけに重たいリュックを持っている・・・。走っている間はトンネルなので景色も雨も関係なしです。でもバスより窓が濡れていなかったので行きかうときなども見やすかったです。


到着したのは「黒部平」。反対側がロープウェイの乗り場ですが、次のロープウェイまでの待ち時間売店などを見て回ります。

立山ロープウェイ(約7分間乗車)


大観峰に向かうこのロープウェイには、途中に支柱が一本もないのです。谷にロープだけでぶら下がっているという感じです。それは支柱があるものより風が強くても安全とのことでした。この日も結構風が吹いていたのですが、中にコンクリートブロックをいくつも載せて運航していました。確かにゆれなかったです。ただ、雨!雨粒が窓に着き、もちろん見通しも悪く、景色は見えません!本当は素晴らしい眺めのはずなのですが、まだ見たことない・・・( ;∀;)。

次の駅は大観峰!素晴らしく眺めのいいところです。まあ、この日は大観峰からの眺めも・・・残念です!

トロリーバスで室堂へ(約10分)


トロリーバスを知っていますか?上にパンタグラフが付いていて電気をもらいながら走っているバスです。電車の車体がバスというものです。立山の自然を守るためにトンネルを掘り、その中も空気を汚さないためにトロリーバスにしたそうです。トンネルの中なので普通のバスでは排気ガスだらけになるものね!トロリーバス昔はいろいろな所で走っていたそうなのですが、今はもう日本ではここ以外残っていないそうです。つまり、日本で唯一の乗り物なのです!景色は・・・トンネルの中ですから・・・。

ついに室堂に到着!


実に五つもの乗り物を乗り継いで半日を使って到着しました。おまけに乗り換えるたび重い荷物を担いで階段の上り下り。なかなか大変です!楽がしたいという方は、一日でアルペンルートを駆け抜けるコースがおススメです。立山黒部アルペンルートのツアーの場合ほとんどが、室堂で1~2時間の散策時間を取って、1日で越えてしまうコースです。そうすると大きな荷物は次の宿にバスで運んでくれるので、手荷物のみで登れます。楽です!もちろんある程度の防寒着はいりますよ。まあ、なくても室堂で販売しています!雨対策のカッパにリュックのカバーまで売っています!

ただ、泊ったものだけに許される経験が・・・。その為に今回のコースにしたのです。

室堂は雪景色。まだ冬でした。雨でなく雨交じりの雪が降っていました。