きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

日光・草津・長野 旅日記 3

朝から温泉
朝から温泉に入ってゆったりいい気分・・・。のはずが昨日の長旅(座りすぎ)がたたったのか、お風呂から帰ろうとしてスリッパに手を伸ばした時、腰に「ピリッ」もしや「悪魔の一刺し!」。幸い軽度なぎっくり腰だったので、立ち上がる時、動き始めにちょっと声が出るのと、長く歩くとヤバイ、程度で旅行には支障なく・・・。良かった。


朝ごはんのバイキングも結構よかったです。朝8時半ホテル出発。いざ、日光東照宮へ。

日光東照宮

*三仏堂


まず、大本堂三仏堂に大きな三体の仏さまが祀られていて、団体ならでは、中まで入って見ることができました。やった!これぞツアーの良いところ。東照宮では、案内してくれるお兄さんが真っ赤なジャケットに旗を持って、一緒に回って説明してくれました。なにせ、修学旅行の小学生はいるし、外国人観光客、私たちのような団体客と、多くの人で賑わっていたので、はぐれないようにしないといけません。案内のお兄さんたち(おじさんもいましたが)もたくさんいて、旗の番号を覚えておいてついていくのです。

*三猿


次に有名な「三猿」から「陽明門」、家康の眠っている奥宮に通じる門を見下ろすようにいる「眠り猫」へ。お兄さんと別れて本地堂の「鳴龍」まで。そして、最後に3代将軍家光の廟である大猷院を巡り、日光東照宮を満喫しました。

*陽明門


自分たちだけで回っていると見逃してしまうことも、説明してもらうとよくわかるし見方が変わったりします。例えば、三猿の彫り物ですが、三猿だけが有名ですが、お堂の二面を飾る9枚の絵で子どもが生まれて成長し、また子どもを産むという一つの物語になっています。こんなことはただ見るだけでは気付かないですね。また、陽明門に一本だけ模様が反対の柱があります。すべてが完成されていると後は衰退しかないから、一本だけわざと反対にしてあるのだそうです。他にも説明してもらって、なるほどと思うことがたくさんありました。聞いてもすぐ忘れることが多いのですが・・・。

*左甚五郎の眠り猫


もう一つ、お寺の中でお兄さんとは別に説明してくださるお寺の方々。前回は個人で行っていたからなのか、改修中だったからなのか、そんな説明もなく、説明の看板を読んで終わっていました。今回は団体で参拝している事もあってか、行くお堂、行くお堂、すべてのお堂の中で説明をしてくださいました。そして最後に必ず、そこでしかないお授け物の説明を。そこにしかない、特別と言われると何となくありがたく思ってついついほしくなるのですが、ちょっとお高く3000円くらいのものが多かったので、さすがに二つ目からはやめました。でも、私のいただいた三仏堂の物は1年間の期限付きなのに、最後の破魔矢は永久にご利益があると聞いてちょっと残念!と思ってしまいました。後で、自分が死んだ後の始末まで考えると期限があったほうがいいのかなと考え直したのですが。

この日は特に大安で、朝からご祈祷しているご授け物は大安の日の方が霊験あらたかだとか。セールストークもなかなかのものでした。素晴らしい文化財を維持するためにはお金がかかるのだと思い、ご利益もいただける「押し活」をほんの少しですがしてきました。

*お札

*鳴龍の鈴


お昼ごはんは近くのお店で日光葵御膳という名物の湯葉が入った御膳でした。器が大きなお椀になっていて、蒸したて栗ご飯が美味しかったです。

 

*葵御膳


                           ・・・つづく・・・