別府地獄めぐり
別府の観光名所「地獄めぐり」ですが、
江戸時代以前は火山地帯にあるこの地は、田畑が出来ずおまけに熱湯や噴気が噴き出し地元の人を悩ませる地獄のようなところだったそうです。
それを逆転の発想で、観光地にしたところに、今の別府が観光地として栄えるきっかけがあったのです。
何度か別府を訪れ、地獄めぐりもしているのに、今回初めてそのことに「へ~」と感心しました。今までは何を見ていたのでしょう?
地獄はいろいろあるのですが、代表的な7つの地獄をめぐる入場券(一人2200円)があるのでそれを利用して巡りました。
海地獄
コバルトブルーの熱湯の池です。この海の色が不思議。蓮の花が咲いていました。
鬼坊主地獄
泥の中に熱湯が沸き上がっていてまるで坊主頭のように見えます。
かまど地獄
色々な温泉が湧いていて、昔噴気でご飯を炊いたそうです。
飲泉もありましたが、めちゃくちゃ熱い!
熱すぎて味はわかりませんでした。
鬼山地獄
暖かい温泉を利用して「わに」を飼育しています。大きな「わに」がい~っぱい!
白池地獄
熱帯魚が沢山飼われていました。温泉熱を利用すると熱帯魚が飼えるんですね。大きなピラルクなどアマゾンの魚がいました。
血の池地獄
まさに血の池にふさわしい真っ赤な色の池です。日本最古の天然地獄だそうで、ここの赤い粘土は皮膚病に聞くのだそうです。
竜巻地獄
「間欠泉」です。世界の間欠泉の中でも、休止期間が短いのだそうで、1時間も待つことなく吹き上がる姿が見られます。
それぞれ地獄のネーミングセンスに感心です。言いえて妙!
雨の中でしたが、それぞれの地獄には無料の駐車場があるので、さほど苦労せずに回れました。
*地獄めぐりの観光バス
同じ観光地に何回行っても、その時々で印象は変わるものです。久しぶりに巡ってよかった!
*雨の中集めたスタンプ