ここからが佐渡の金山観光です
佐渡島での金山や銀山の歴史と金の採掘方法などを、いくつかの部屋を巡って映像で知ることが出来ます。
今、佐渡島は世界遺産登録を目指していて、もうすぐ登録されるであろうというところまできているそうです。
この施設も世界遺産登録を目指して作られたものではないかと思いますが、金銀山のことがとてもよくわかりました。
時間がなかったので、展示には目もくれず次々に映像を見るだけだったのが惜しかったです。
きらりうむと北沢浮遊選鉱場はバスですぐの距離にあります。
途中、佐渡奉行所の再現された建物を横目で見て(寄りたかったなあ)、山の中に入っていくとこの何とも言えない存在感のある場所に出ます。
北沢浮遊選鉱場
溝の向こうに異様な階段状の大きな建築物の廃墟。
こちら側は昔ゴルフの練習場だったそうなのですが、この廃墟の価値が見直され、今は広々とした広場になっています。
昭和15年から27年の間、佐渡の金山からとれる石の中から金や銀をより分ける施設として使われていました。当時東洋一と言われた施設でした。
レンガ造りの発電所も残っていて、それはラピュタの世界のようです。
日本の近代化に貢献した施設であったのです。
建物には入れませんが、近くで見るとなかなかスゴイ。
見に来てよかった!