読解力を育てるために家庭でできることのヒント
5月20日付け朝日新聞教育欄に載っていた、国立情報学研究所の新井紀子教授の記事からです。

「読む力は学力の上限を規定する。書く力は学力の下限を規定する」
でも、今まではなかなか「読む力」を測ることができませんでした。
そこで、「書く」「説明する」「解く」という行為で学力を測ってきたのです。
でも、今は教科書や新聞の文章をどれくらい正確に読めるかを測る「リーディングスキルテスト(RST)」によって、読む力を観測できるようになりました。

そして、どうすれば読解力を伸ばせるかが挙げられていました。
一つ目は、RSTの結果を把握して普段の様子につなげること。
これは学校の先生が結果を把握し、本人の読む力に気付いてもらうことです。
二つ目は、基礎基本の定着のための時間の確保。
教科書を題材に「視写」や「聴写」、「音読」に取り組むのが良いそうです。
デジタル時代でも、「考えること」のためには基礎基本が大事なのです。
三つ目は、「教科書を読み解くこと」。
アクティブラーニングの時代ですが、考えたり話し合ったりするためには、「何を根拠に考えるのか」の共有が必要です。
そのためには、みんなが持っている教科書は共通の基盤として最適です。

そして、家庭でできることは?
明日学ぶ教科書(国語だけでなく)の見開き2ページを、子どもが音読するのを聞いてあげることです。
・・・記事のとても簡単なまとめです。

「視写」「聴写」「音読」。
昔から大切にされてきた学習方法は「読解力」を育てるために有効だったわけです。
「視写」「聴写」「音読」は家庭でもできることです。
特に「教科書の音読を聞いてあげる」ことは、ご家庭でも簡単にできる「読解力」を伸ばす方法なのです。
国語の本だけでなく、他教科の本も音読を聞いてあげてはいかがでしょうか。
