不登校離職と同じようなケースとして、介護離職があります。
それについて、私は以前から「なぜ女性が辞めるの?」というより、「介護で辞めるくらいなら給料のほとんどを使っても施設で面倒を見てもらう方がよいのでは?」と思っていました。
これは「四六時中顔を突き合わせて介護していたら、きっとこちらがまいってしまう」だろうし、「介護が終わった後どうするの?」と思ったからです。

なのに、子どもだと「母親が辞めた方がいいのでは?」などと考えていたのです・・・
頭の中で「子育ては母親!」「子育ては家庭の問題」という思い込みがあったのですね。
介護も不登校の子どもの面倒も人生の中では一時的なものです。
そのために仕事を手放すということは、自分の人生設計が変わってしまうということです。
自分の人生を考える時、介護や子どもの不登校で仕事を辞めなければいけないのはおかしいのでは?

介護に関しては施設が増え訪問介護なども利用できるようになってきました。
まだまだ不十分かもしれませんが、少しずつ社会の問題になって来ています。
不登校の問題もやはり社会全体で考えていかないといけないと思います。
母親が四六時中面倒を見ていても治るわけではありません。
そうであればなおさら、不登校になっても子どもの居場所があるように、地域に居場所(施設)が必要です。
また、どうしても子どもから離れられない場合は、仕事を休めるという「会社の理解」も大事なことです。

大人が生きにくい世の中は、子どもにとってはもっと生きにくい世の中です。
大人にゆとりがなくなれば、子どもは追い詰められます。
社会の助けがあると思えることで、大人に心のゆとりが生まれれば、子どもたちのゆとりへとつながります。
先生はそのことを知ったうえで不登校児への対応をしたほうが良いと思うのです。
これは、私の反省でもあります。
