春の運動会のシーズンは5月~6月。
秋は9月~11月でしょうか。
いずれにしても今時は、暑さの対策を考えないといけないので大変です。
コロナ以降半日で行う学校もあるようで、形も変わってきているように思います。
6月29日付の朝日新聞のフォーラムで、「いまどきの運動会」の記事がありました。
上級生が主体で児童が考えて作り上げる運動会として、岸和田市立浜小学校が紹介されていました。
そして、従来の運動会の弊害も。
運動の得意でない子にとって嫌な思い出しかない運動会は悲しいです。
でも、運動の得意な子が輝ける瞬間もやはり大事です。
運動会の練習が始まると体育の時間が増えるので、多くの子は喜んでいたように思います。
座って教科書を開いているよりいいと・・・。
でも、体育が大嫌いで運動会の練習が始まると休みがち…という子もいました。
みんながいい思い出を作るためにはどうすればいいのでしょうか。
一つは子どもを嫌な気持ちにさせないこと。
人と比べて劣っていると感じたとき、子どもたちは嫌いになります。
人と比べるとしんどくなりますよね。
自分ができるようになったり、上達したと感じるとは楽しくなります。
徒競走などでは、負けても頑張りに対する評価をしてあげる。
ダンスなどの表現種目では、教師としてはより良いものを目指して子どもを追い込んでしまいがちですが、できない子もいて当たり前、頑張っているところを見つけてほめる視点を持ちたいですよね。
教師は作品の出来を自分の評価に重ねてしまいがちですが、子どもの笑顔とやりがいを自分の評価にしないといけないと思います。
ついつい指導に力が入りすぎないように、子どもの表情をよく見て指導してくださいね。