きぬさや自由帳

日々思うこと、旅日記、子育てのヒントなど

夫婦別姓を考える

私は夫婦別姓に賛成です。

 

夫婦別姓にしたいのではなく、選択として選ぶことができることが大事だと考えます。

 

最近見たテレビ番組の中で、将来日本の苗字はいくつかに集約されてしまうんだそうです。

そうなると別姓でも同性でも一緒ですけどね。

 

結婚した時、手続きしないといけないことが、夫に比べて非常に多いことに理不尽を感じました。

 

当時は(結婚する)(女性が姓を変える)というのが当たり前で、姓を早く変えたいという女性が多く、私もそんなもんだと思っていました。

 

同僚の男性でいつの間にか妻さんが変わっていた人がいました。

離婚して再婚していたのです。

私の感想「男は離婚して再婚しても世間にばれないんだ!」

 

幸い職業柄、教師という仕事は男女の差が少ない職種だったので「女性差別」をあまり意識することはなかったのですが、退職して、国民健康保険になった時、サインするところに夫の名前を書くことになりました。

 

今までは自分の名前を書くのが当たり前だったので、「はあ~!私は夫の付録か!!!」とちょっぴり嫌な感じがしました。

 

名前というのはアイデンティティなのですよね。



夫婦別姓にすると子どもがかわいそうというのにも疑問を感じます。

 

今の時代シングルマザーやシングルファーザーもごろごろいるのですから、そんなことで子どもは不自然を感じません。

 

ずっと以前、クラスの子どもたちの「あんたのところも?うちも離婚してる。」という会話にびっくりしたものです。

 

子どもたちはその世の中に合わせて行きます。そんなことがいじめにつながるなんて古い考え方なのです。

 

私は夫婦別姓がいい人にはそれを選べるようにしてほしいと思います。

 

そうなった時、別姓が増えるのか同姓が増えるのか、ちょっと楽しみなところです。