新年度が始まって2か月が過ぎました。
子どもたちは元気に学校に通っていますか?
子どもたちがクラスに慣れてくるこの時期はもめごとも増えますし、不登校も増えます。
もめごとが起こったらどうしていますか?
普段、子どもの話をじっくり聞いていない方が怒鳴り込んでこられることが多い、という印象が私にはあります。
子どもの言い分だけ聞いて、感情に任せて先生や教育委員会に文句を言いに行ったりするのは、本当に子どものためになるのでしょうか?
話を聞いてあげてゆっくりさせるだけで、自分で問題を解決できることもあります。
それでも心配なら先生に相談しましょう。
子どもに内緒で見守ってもらうために話を通しておくのはとてもいいことです。
ただ、最初からけんか腰で先生に文句を言いに行っても子どものためにはなりません。
子どものためを思うなら、まずは冷静になり自分の子どもや普段の友達関係を考えてみましょう。
もめごとの本質は何なのかを考えてほしいのです。
そして、文句を言いに行くのではなく、子どものために話し合いに行ってください。
冷静に話し合い、子どものためになるように考えていくことが一番です。
子どもは、時には家と違う顔を学校で見せていることもありますし、家ではやはり自分に有利なように話します。(嘘ではなく)
子どもの話を否定するのも、すべて鵜呑みにするのも危険です。
そのためにもしっかり話を聞く。
そして、子どもに解決策をすぐ与えるのでなく一緒に考える。
心配な時は先生や学校と協力して子どもを見守る。
すべてがこれから生きていくための力をつけるために必要なことです。
子どもの生きる力を育てましょう!