暴力行為には被害者がいる
小学生の暴力行為が7万件に上ったと昨秋 文部科学省が発表しました。
この7万件の中にはその数だけの被害児童がいます。
多分、加害児童より被害児童のほうが多いでしょう。
クラスに暴力的な子どもがいたら心配ですよね。
先生がいるといっても、残念ながら四六時中見ているわけではありません。
先生の見ていないところで事件は起こってしまいます。
特に新入生は把握できていないこともあります。
幼稚園、保育園から一緒の子で心配な子がいるのであれば、担任に話しておいたほうが良いでしょう。
「暴力的だからあの子と遊んではいけない」と教えなくても、子どものほうが分かっていることのほうが多いです。
ただ、新入学やクラス替えの年度初めは、お互いに事情も分からないし普段と違う緊張感もあるので大事になることが多いので要注意です。
「暴力を振るわれない」ために親が子どもにできることは残念ながらあまりないです。
でも、どんな子でもその子や親もひっくるめて仲良く話ができる関係があれば、少し事情も変わってきます。
クラス・学年の親同士の仲が良い学年は子どもたちがとても穏やかでした。
親ができることは、多くの子どもや親同士が顔見知りになり、みんなで子育てすることかもしれません。